人との繋がりは、簡単に壊れるくせに、作ることは難解で。でもきっかけは、些細なことで。私も日々難しいと感じます。言わなければ良かった、伝えなければ良かったと思う反面、言って良かった、伝えれて良かった、そう思うこともあります。この作品を通じて、皆様が今一度人との繋がりについて思いを馳せれればと思います。読ませていただき、ありがとうございました。
好きなものを好きと言えず、自分の気持ちに正直になれない中学生の星那ちゃん。不登校の男の子――千晴くんと出会い、お互い共通の趣味で盛り上がったり、仲良くなっていきます。過去に辛い過去を持ち、不登校になってしまった千晴くん。好きなものを周囲に打ち明けられない星那ちゃん。2人が抱える心の傷、それを乗り越える勇気。頑張った先には、明るい未来が待っている。好きなものはちゃんと恐れず伝える。色んな事を教えてくれた素晴らしい作品です!
短編なので、読みやすいし、描写が素敵です。読み終わったときに、必ず感動をくれる、そんな物語です。好きなものを好きと言いたい。自分の気持ちに素直になれない主人公星那が、出会って、話して、変わっていくお話。大事なものに気づかせてくれる、そんな心温まるラスト、覗いていきませんか???
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(214文字)