主人公の舞は過去のある出来事によって、泳ぐのが怖くなった元水泳少女。
そんな彼女が、ミーハーな友達に連れてこられた水泳部。
もう泳げない…そんな気持ちを持ちながらも、少ないながらも優しい部員メンバーに励まされ、少しづつ前向きに水泳と向き合う物語です。
水泳部のみんなは個性豊かそのもの、他校からも人気の王子様だったり、ノリのいい先輩だったり、そして皆優しい。
舞がまた水泳に向き合う気になるのも頷けます。
みんなとなら…彼女はトラウマを乗り越えられるのかも?
それは読んでお確かめください
部活ものが好きな方、青春物語が好きな方にオススメします。
ちなみに自分の推しキャラは舞の友達、ミーハーなあかりんですかね。
みなさん、水泳は好きですか?
正直に言うと、自分はあまり好きではありませんでした。けど今みたいな暑い夏の日には、プールで思いっきり水浴びしたいと思うことはありました。
そんな、基本的には嫌いなやつでも時々惹き付けるくらいの魅力のあるもの、プール。そして水泳。
なら元々好きだった子にとって、水泳部というのはどれだけ魅力的なのでしょう。
本作の主人公舞ちゃんもかつてはそんな水泳好きの一人でした。
ええ。『かつては』です。残念ながら、あることがきっかけで辞めてしまい、今は違うのです。
それなら、水泳部に入るのなんてとても無理? と思いきや、ふとしたきっかけでまたやってみようと思うのですが、一度ついてしまった苦手意識はなかなか克服できません。
気持ちが焦る中、それでもやっていられるのは、仲間たちがいるから。この水泳部のメンバー、人数は少ないですが、とってもキラキラしていて、頼りになる人たちなのです。
一人じゃ無理なことも、みんなと一緒ならできる? 一度は辞めてしまった水泳。再び楽しい気持ちで打ち込むことはできるでしょうか。
みなさん、水泳は好きですか?
このお話の主人公、水森舞ちゃんは以前、水泳を習っていたのですが過去のある出来事がトラウマになり、泳げなくなってしまいました。
しかし、決して水泳自体が嫌いになったわけじゃありません。
好きだったはずなのに、泳ぐことができない。悲しいモヤモヤを抱えている舞ちゃんですが、友達に誘われて行った水泳部の部活動見学で出会った、個性豊かな先輩たち。
泳ぐのはやっぱりまだ怖いけど、この人たちといっしょに泳いでみたい。また泳げるようになりたい。
怖さがなくなったわけではありませんけど、水泳が好きだから、入部することを決意。
舞ちゃんはすごく健気で、がんばり屋さんでした!
好きなことなら苦手なままにせずに、またできるようになりたいですよね。
仲間といっしょに少しずつ過去を乗り越えて、泳ぐことの楽しさを取り戻していくお話。
水泳の面々もイケメンだったり、気さくでコミカルだったりと、とても魅力的。
この人たちといっしょなら頑張れる。頑張りたい!
そんな思いが伝わってくる作品です。