第13話

(ラストで―――――ス!)

わたしは地上に戻った。まっ、強制送還

されたみたいなもんね。

ビザが切れたとか小理屈つけられたけど

ようするに邪魔になったみたいなの。

わたしは家の押し入れに

缶詰になった。

だってそうじゃない?

こんな豚みたいな顔を誰に見せられる?

わたしは泣いた。それこそ涙が涸れるほど

泣き続けた。

」銀河、いつまで押し入れに隠れているの?

出てきなさい」

下からママの声が聴こえた。

ママは怒ると怖い。

わたしは仕方なく外に出た。

「ママ、ひどい顔でしょう?笑って」

「本当。いつもと変わらないひどい顔ね」

「エッ」

わたしの顔は元に戻っていたの。

ばんざーーーーい!

(というお話でした。最後までお読みくださった

みなさまどうも本当にありがとうございました。次作

破壊都市、龍王伝説episodeONE(仮題)もどうぞ

よろしくお願い申し上げます)

        (FIN)

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不思議屋料理店(不思議な料理を出すお店) @k0905f0905

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