一郎君、とっても素敵な才能を持っているんですね。
美味しそうに食べる彼の姿を見て、三年生の子供達が苦手なものを一口でも食べようかなという気持ちになるのが解ります。
小学校中学年位の頃『給食は絶対残すな』という主義の先生が担任になったことがあったのですが、『給食を食べきるまで、お昼休みは遊んではいけない』と、苦手な食べ物をお昼休みまで無理矢理食べさせられたことがありました。
給食の量も多かったりで食べられないこともあったのですが、『なら最初から少なく盛ってもらいなさい』と怒られたり、あの当時だからこそギリギリ許されていたことだとは思いますが…今ならアウトだろうなと。
一郎君のクラスメイト達もですが、エルフィーナさんや『褒めの平野先生』のような素敵な先生がいるこの学校が、とても羨ましく感じました。
作者からの返信
月白輪廻さま、コメントをいつもありがとうございます。
特に小学校って”給食”は、おおきなイベントかもしれませんね。
今だと、無理に給食を食べさすような指導は、確実に体罰に認定されると思います。それでなくても、各種アレルギーでみんなと一緒の物が食べられないお子さんは多数いますし、食の太さも様々何です。
だったら、各自お弁当にすればいいと思うのですが、これまた保護者が大反対だったりします。小学生の保護者もまた、成熟途中で、遠足ぐらいのお弁当なら張り切るのですが、毎日となると、途端に拒絶反応を示しますよね。
最近給食の業者が倒産するというニュースがよく出ていますが、地方自治体で運営している給食センターでも、調理員のなり手が無くて困っているという話を聞きます。給食調理員の給与は安いらしいです。
そんな中で、”給食でも美味しく食べられる”一郎君は、貴重かもしれません!
小学校教師にとって給食は重要なイベントですからねー。
私の時代にも残す子への対処や、病欠で余ったデザートの取り合いなど、いろいろ問題があました。
冬にストーブの上で焼いて食べるコッペパンが美味しかった(*'▽')
作者からの返信
三流FLASH職人さま、続けてお読みいただき、またコメントまで、本当にありがとうございます。
給食は歴史です!牛乳だけでも、『大きな食缶に入った脱脂粉乳』『瓶牛乳』『三角パックの牛乳』『直方体の紙パック』と変遷を味わってきました。
瓶牛乳をストーブの蒸発皿に入れて温めて飲む、冬の牛乳は格別でしたね。時々、瓶の底が抜けて真っ白になる蒸発皿。冬の風物詩でした。