花村先生と、6年2組の生徒達の絆が温かいです。
美穂ちゃんの少し変わった言動をきちんと受け止めてくれるクラスメイト達と花村先生、本当に強固な絆と信頼関係で結ばれていたんだなと感じました。
そんな彼等の担任となったエルフィーナさんですが、花村先生とはまた違った形で生徒達と絆を育んでくれるんだろうなとほっと致しました。
この物語の核にもなっているだろう『夢』、これは願いや望みのことなのか…エルフィーナさんの魔法がどういったものなのか、これから明かされていくのが楽しみです!
作者からの返信
月白輪廻さま、いつも作品を読み込んでいただいてとても嬉しいです。
美穂ちゃんは、単に見たものを信じ、見えたものを素直に受け取る、それだけの子どもらしい子どもです。ただ、今の世の中、それでは生きていけないことも多いのですが、そこをカバーできる学級に育っているのが、6年2組です。
それでも、この子達は、この子達なりの悩みや壁をこらから乗り越えていくことになります。
きっと『エルの魔法』と『夢』とも関わる子ども達になると思いますので、どうぞこの先も見ていただければ、嬉しいです。
6年2組の生徒たちが最初は無反応だったので心配していたけど、花村先生が突然のお産で学校に来れなくなってそれがショックだったんですね。
でも今はエル先生とも心が通い合うようになって、花村先生も安心したでしょうね。
エルさんの魔法は勝手に夢を見せてしまうことで不安になっているようですがそれが今後の展開にどう作用するのでしょうね。
作者からの返信
この美のこさま、続けてお読みくださり本当にありがとうございます。
小学校のあるあるで『前の担任は良かったのに……』というボヤキが、子どもだけでなく、保護者からも良く出るものです。これは、どうしても人間の『精神の惰性運行性』のためだと思われます。大抵のことは、続ければ慣れてしまい、違うことに障壁を感じてしまうのです。
特に小学校低学年の先生は、この精神性の打破が学級運営のカギになります。
エルは、その方法として、焦らないでじっと待つことができたんでしょうね。焦りは、すべてを打ち壊すことがままありますからね。