ウェイロンは生かされただけでもね、めっけものですけどね。
お母様とおじい様の事。謀反は本当にあったのだろうか。
もう知る由もないのだけれど……。
そんな幼いウェイロンに、シューホアは優しい言葉を掛けていたのですね。
それでウェイロンの記憶の中には常にシューホアが。
これ以上密な関係になったらそれこそシューホアが帝に首を刎ねられそうだけども。
作者からの返信
無雲ちゃん
危ない橋をふたりとも渡りそうです。
威龍は、彼女との思い出があって、これは、また描きますね。
読んでくださって、嬉しい。本当にありがとうね。
威龍が淑華を忘れられなかったのには、そんな理由があったんですね。でも今、彼が彼女に近づいているのは、慕っているからではなく、利用しようとしているからだろうなと思うと切ないです。淑華を誘惑するような態度で近づく威龍は、あざといけど、美しい人は何をしても許されちゃうんですよね……
作者からの返信
田鶴さま
何も持たない威龍は、彼の容姿しか武器がないですから。
この二人の関係が、どう変化していくかを書いていきますね。
イラスト、本当に嬉しかったです。
素敵な方にご依頼くださって、もう一度、お礼を!
ありがとうございました。
謀反のことは重要だけど、まだ何も分かりませんね。でも、説明のようになっても困るし、これから徐々にそこに踏み込んでいくのでしょうか。
淑華は深いことを知っているのかな?
だから威龍が近づこうとするのか。それとも威龍がこれほど淑華にこだわるのは別の理由なのか? 何か今までにそんな説明がありましたっけ?
十八年前ことです→「の」が抜けてるかな?
中盤あたりです。
作者からの返信
レネさま
校正、ありがとうございます。助かります。
威龍が彼女にこだわるのは、これから描きますね。今回でも、少し描きましたが、皆がそっぽを向く場面で、彼女だけは優しかったのです。
ともかく、大人の女性の恋愛物語にしたいと思っています。
会話で、ドキドキするような。ただ、ほんと難しくて。なかなか手こずっております。
雨 杜和様、コメント失礼致します。
威龍としてみれば、母の死に不信を抱いて真相を知っていそうな淑華に接近した、のかもしれませんね。
当時後宮にいたのは、他に帝以外おらず、真実を知り得ないのですから。
さすがの威龍でも、帝に直言して聞き出すわけにもいかないでしょう。
実際に暁華の父である将軍が謀反を起こしたのか。
疑わしいと威龍は考えた。
園田さん……その打算が淑華に見抜かれれば、これ以上かかわりたくないと思われる可能性もありますが。
流刑地から呼び戻されたことで、真相を知りたいと思うのは無理からぬことかな。
ただ、自らが帝の寵愛を受けて男子をなし、皇后の座を狙おうとしている妃たちのなかで、威龍は存在自体が目障りだと感じられるような気もします。
皇太子を殺したのと同じ方法で来られたら、真犯人を探し出すこともできるでしようが、真相を知りたいという欲求よりもリスクが高すぎるかな。
果たして、威龍の思惑とはなにか。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
カイさま
そのあたりは徐々に書いていきますね。
ただ、そこはバックグランド程度でしか考えていなくて。この作品は、長い付き合いの男女の弛れや倦怠を主題にして、女性の恋愛感情の推移を描きたく思っています。
ただ、大人の女性がときめく描写というのが難しいのですが。
そこを描ければ嬉しいと思っています。
編集済
反逆は皇后の仕業かなと思わせる展開ですね。女性は道具でしかなかったあの時代、そんなに変わってもいないとも言える現在。世界中で、女性が参政権を獲はじめて100年程度です。日本では戦後ですから80年弱。人類が文明と呼ばれるものを築いてから少なくとも5000年。ほぼ全ての文明で女性支配者はごく稀。一部の市民(男性)の参政権があったアテネから、全男性市民が投票権を持った米国(女性と黒人奴隷を除く)まで長くかかりましたが、その米国でさえ、250年に達していない。長い人類の歴史において、我々が当たり前と思っている事(民主主義)は、実は、普通じゃなかったのです。
変な書き込みですみませんが、後宮とかいう環境での主に女性の物語(争い)を読んでいると思い浮かんできました。
作者からの返信
@fumiya57さま
おっしゃる通りで、女性としては、今の時代、先進国に生まれたのは、とてもラッキーだったと思います。
女性の地位は、歴史的にみていくと非常に面白くて、日本は昔、女系だったのではないかという時代があると思っています。
女性天皇である持統天皇の時代。天智、天武時代の額田王とかは、かなり自由に女性として活躍しているように思えます。
儒教文化が入ってきてから、女性は苦難の時代になったように思っています。
後宮は、時代時代でかなり変わってきていて、それを調べると、また面白いとは思っています。
ただ、この作品は唐時代くらいをモデルに、架空の設定で、かなり自由な雰囲気があると考えてはおります。
お読みくださって、本当にありがとうございます。嬉しかったです。
寵を争い情報収集していた訳でもない淑華様が謀反の真相を知るはずもなく……。
でも、他に聞ける人も無く……。
皇子様の本意が、謀反の真相を知ることであったならば、それは残念なことだけれど。
本当にそれだけなのかなぁ。
作者からの返信
ことさん
実は淑華、ある手段があって、次に書くね。
皇子さんの本心は、またね。
いつも読んでくださって、とっても嬉しい。ありがとうね❤️
淑華も、威龍も、そして帝も、誰のことも心からは信用していないのだろうなと思いました。きっとみんな孤独なんですね。
十八年前の真実が気になります。
作者からの返信
すずめさま
ほんとに、そうです。
淑華は海外赴任した専業主婦の人とか、転勤で知らぬ地にひとりという妻の孤独を反映しながら書いています。
18年前の真実。
おいおい明かしていきますね。いつもありがとうございます。
十八年前の謀反、確かに不可解な事件ですね(><)
何か謎が隠されているのでしょうか……?(><)
作者からの返信
乙さま
あの謀反は不可解な点が多いと皇子は考えています。
お読みくださって、嬉しいです。本当にありがとうございます。
誰もが辛い過去を背負っていて、切ないですね。威龍とシューホアの距離がだんだん近づいているのがドキドキします。
作者からの返信
まりこさん
辛い過去から、未来へと、どう変化を描くのか、悩んではいるんですが。
読んでくださって、嬉しいです。本当にありがとうございます。
威龍は過去の事件の真相を知りたいのか。
それとも他の目的があるのか。
いずれにせよ、淑華に執着しているのは間違いない。
淑華は困ったことになりそうです。
作者からの返信
へもん様
淑華に執着してもらってナンボの作品です(笑)。
淑華には、大いに困ってもらう予定なんですが。