淑華の心のゆらぎを感じるお話でした。まあ、ここで揺れるのであればそれは傾くも道理。帝が燦燦と輝く太陽ならば、威龍はその影、若しくは月と言ったところでしょうか。帝と違って妖艶な魅力を持っているようですね。
作者からの返信
かごのぼっち様
複雑な成育過程をもった皇子ですから、なかなか複雑な男です。
寂しい淑華の心に入り込むのは、簡単かもしれません。
威龍、淑華を翻弄していますね……。
淑華がそれを表に出さないからこそ、危うさを感じます(><)
作者からの返信
乙様
淑華の心の乱れがうまく出せているようで、ほっとしました。
お読みくださって、本当にありがとうございます。
儚いですね。蛍の光もそうですけど、色々、儚い。
シューホアを誘ってきたウェイロン。乱しますねぇ、シューホアの心を。
ウェイロンは何がしたいのか。そんなにシューホアに惹かれているのか。
でも、シューホアは貴妃だからなぁ。
作者からの返信
無雲ちゃん
これから二人がどうなっていくか、書いていきますね。
難しい関係ではあるんですけど。
読んでくださって、ありがとうね❤️
編集済
雨 杜和様、コメント失礼致します。
朱威龍の存在が淑華の心に翳を兆していくさまが淡々と描かれているようです。
それだけ出会いが鮮烈だったのかもしれませんね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
カイ様
いつも本当にありがとうございます。とっても助かります。
編集済
季節を外した侘しさ・衰えを象徴する『秋蛍』舞う宴。
それは、淑華様のようでもあり。
我知らず沸き立つ心。
この先、淑華蛍様は名残の光を放つのでありましょうか。
作者からの返信
ことさん
文章、大丈夫だった。結構、この回も好きで、がんばって書いたんです。
いつも、ほんとありがとうね。
編集済
あまりにも格調高い文章の全体から、淑華の心の隙間が威龍に飲み込まれつつあるかのように、淑華が彼の虜になっていく過程が描き込まれているのを感じます。
威龍本人に関する描写は最後にしかないのに、朝の淑華の気分に始まって、最後に至るまで一貫して威龍の気配が淑華にまとわりついていますね。
恋に落ちていく女の危うさを感じます。
それともこらは淑華の心の隙間を描写しているのでしょうか?
最初の方
朝の麗しい空気せいだろう→「の」が抜けてるかな?
作者からの返信
レネ様
全体的に、淑華の威龍に対する感情を書いています。
恋に落ちていく様子が描けていて、本当に嬉しいです。自信がなかったので、ほっとしました。
文字校も助かりました。ありがとうございます。
華やかながらもどこか空虚さが漂う宴が始まりました。
無事に終わればいいのですが。
作者からの返信
へもんさま
ほかの妃の視点なら、空虚さは異なるでしょうか、淑華視点ですと、どうしてもそういう思いが現れてしまいます。
無事に終わると、確かに。
お読みくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
波紋、僕もよく使いますが、一度起きたら止められないという意味で自分では抗えない感情を表現する時があります。揺れる心が自分でもどうしようもないことが見てとれて、彼女の心はいかばかりでしょう。
作者からの返信
おいなり新九郎さま
淑華の感情が揺れていることを表現したくて、それがなかなか難しく。そこを取り上げてくださって、嬉しいです。
この会話が本当は中国語で行われていることを想像しながら読んでいます。中国語、全く分かりませんが、他の言語とは異なるあの独特な響きが、時には美しく、又ある時は、本当にうるさく聞こえます。
作者からの返信
@fumiya57さま
中国語は、どことなくフランス語に似てる気もしていました。
うるさいのも、確かにそうですよね。
お読みくださって、本当に嬉しいです。
>女は欲望を排泄するためのモノでしかない
帝にとって淑華はそれに該当しない稀有な妃だと思うんですが、求めているのはそっち方向じゃないわけですよね。
何もかも卒なくこなす淑華ですが、常に満たされない心を抱えている……
威龍にはそれを見抜かれている気がします。
作者からの返信
すずめさん
帝にとって、淑華はちと違いますよね。
威龍に見抜かれてるかもしれないです。
ごきげんよう、ううん、威龍さん、いいように淑華さんの心を、まるで真綿で首を締めるかのように、静かに、ゆっくりと、けれど確実に揺らしつつありますね。
これもまた、帝とは違うタイプのずるい男のように思えますが。
けれど彼の話が本当だとしたら、幼いころにどこかで淑華さんと出逢って、幼いながらも恋心を抱き、流刑の地での絶望に彩られた永い時間でそれを育ててきた、だからこそ幼い心のままに淑華さんの心をからめとろうとしているようにも思えますし、戸惑ってしまいますよね。
いちばん戸惑っているのは淑華さんなんでしょうけれど、それもまた恋なのかどうか。今まで凪いでいた心に漣が立った、それは確かなのでしょうけれど。
作者からの返信
しのぶ様
威龍は魔性の男として描いています。
ギャップある男を先では書いてみたいのですが。そういう男に年上の孤独な女が揺らぎながら、自戒して、それでもという作品にしていきたいと思っています。
その揺らぎが描けているようで、ほっとしました。
いつも、本当にありがとうね。とっても嬉しいです。