ごきげんよう、小国のジレンマと悲哀が運命をの幅を容赦なく狭めていく。
この日までそれすら意識することなく幸せを感じて過ごしてきた淑華さん、思考停止にも近いその感情をだれも責めることができないのが、やはり小国の悲哀というものなのでしょうね。
属国として大国を頼ったからには、日和見は許されないでしょう、そして頼られたからには助けの手を伸ばさなければ、大国としての矜持を他の属国に誇れないでしょう。
作者からの返信
おだ しのぶさま
群雄割拠の時代で、強い国にゆだねなければ生き延びれない時代に、淑華は生まれました。
おっしゃる通りで、この世界を生き抜く、彼女のこと、わかってくださって、嬉しいです。
編集済
雨 杜和様、コメント失礼致します。
投石機は城壁破壊武器ですが、他にも破城槌とか攻城塔とかありますよね。
どのくらいの技術レベルかが表れるので、加減は著者様の判断を尊重します。
それにしても淑華は戦について興味があったのでしょうか。
攻め込んできた敵兵を確認しておきたかったのか。
続きは明日読みますね。
作者からの返信
カイ様
お読みくださるの待っていました。
いつも本当にありがとうございます。
誤字を見て参ります。
>投石機などの大型武器を運ぶ兵士も
おお!
籠城されて使う武器と言ったら、やっぱり投石機ですよね♪(((o(*゚▽゚*)o)))
戦闘描写が本格的☆
作者からの返信
babibuさま
中華の戦いで、城攻めに出てきますよね。
戦闘描写、かなり大変だったので、よかった。うまく書けてますかね。
軍靴の音とは不気味なものです。繰り返し使う事で、恐怖が近づいていることがよく伝わりました。合間、合間の情景と感情の丁寧な描写が姫様の恐怖への自覚が生まれ大きくなっていることをはっきり分からせてくれます。こういう危険はことさら子どもだと突然やってくるものなんでしょうね。
作者からの返信
おいなり新九郎さま
そうですよね。子供にとっては強烈な印象だと思います。それまで、平和に暮らしてきた十五歳の子ですから。
素敵なコメント、とても嬉しいです。ありがとうございます。
一転して火と砂埃の臭いのする戦場の場面ですね。
15倍の敵か。
城壁があるにしてもちと厳しい。
作者からの返信
新巻へもんさま
これは、全く勝てる見込みはないですよね。長引けば食料にもこまりますしで。
お読みくださって、その上、アドバイスもありがとうございます。
カタパルトは大型の投石機に変更しました。助かります。
前回と打って変わった迫力ある情景に息を呑む思いです。
絶体絶命のピンチを、どう乗り越えるのか、助かるはずもなさそうに見える淑華が、どう切り抜けるのか。
映像が目に浮かぶような描写を堪能しております。
作者からの返信
レネさん
恋愛小説なんですが、戦闘場面で、それで、今日はもう1話、公開いたしました。
眼に浮かぶような描写って、いつも励まされるコメントで、嬉しいです。本当にありがとうございます。
どう考えても、この戦力差では、長く持ちそうも無いですね。
援軍が間に合うと良いけれど。
淑華様の運命やいかに~ですね。
(いぁ、姫様が生き延びることはわかっているけれど)
作者からの返信
ことさん
そう、生き延びよね。そもそも恋愛が主題なのに、戦闘場面を入れちまったよ。
いつもありがとうね。すっごく助かってます。
戦の緊迫感が凄まじいです。
国の命運も自分の命運も、どうなるか分からないなんて。
炎で空が赤く染まる。実際に目の当たりにしたら、さぞ恐ろしいでしょうね。
作者からの返信
陽澄すずめさま
戦いを書くのって難しいです。がんばりました。
お読みくださって、とってもうれしいです。
どちらに転んでも地獄。
みんな大丈夫という気休めの言葉を言っていますけど、そうでもしないと心がもたないのでしょうね。
しかしこれはもう、詰んでいるのではないでしょうか(>_<)
作者からの返信
無月弟(無月蒼)さま
そうなんです。攻めるほうも、防衛するほうも、どう転んでも地獄の状況です。
つんでますよね。まさにそうです。
お読みくださって、本当にありがとうございます。
どちらに転んでも地獄。みんな籠城に納得できていないようですが、他の選択を選んでも、やはり納得はしなかったでしょうね。
いよいよ始まった戦い。自力で守り通すには、絶望的な状況ですね(>_<)
作者からの返信
無月兄さま
小国ですから、大国に攻めらては、勝ち目がありません。
淑華と帝との出会いを2話で書いていく予定です。
お読みくださって、本当にありがとうございます。
臨場感のある戦闘描写が素敵です。
そして淑華。
なにやら達観したような現在とは違い、こんな群雄割拠の時代の小国においても、目が輝いている様子が窺えます。これが若さなのか、はたまた彼女の本質なのかと言うところですね。
作者からの返信
かごのぼっち様
大人になった淑華と、まだ若い時代の淑華の差がうまく書けているようで、ほっとしました。
はつらつとした賢い少女が、後宮で変化する様子を書いております。
お読みくださって、本当にありがとうございます。