鎌倉行ってみたくなりました。しかし、思わぬ方へ展開しそうだな。
作者からの返信
おいなり新九郎さま
鎌倉の観光にもなるよう、丁寧に情景描写をしましたので、嬉しいです。
コメント失礼いたします!細かく丁寧な描写で、情景が頭の中で鮮明にイメージできます…!すごい文章力で引き込まれました!続き、楽しみにしております🤗
作者からの返信
ジロギンさま
お読みくださって、感激です。その上、嬉しい感想を、もう舞い上がります。ありがとうございます。
わあ、なんだかとても静謐ではかない雰囲気が漂っていて、とても素敵です。
そうか代理母……
ある意味、紫緒さんはマリアなんですね。処女受胎のような。
続き読みますー。
作者からの返信
うさぎさん
こういう雰囲気の小説が好きで、自分でも書けているといいんですが。
処女受胎、まさに、そうですよね。
読んでくださってありがとう!
九暁家の代理母、紫緒に、そして宜綺に見えているものって一体何なんだろ。
これ以上の静寂はないくらいの静かな描写で描かれる2人は、段々互いの距離を縮めて、尚儚さに満ちているように見えますが、この見えているものだけが、唯一気になります。
それにしても、こんなにひそやかな、そして静かな関係がこのまま壊れずに続くことを祈らずにはいられません。
作者からの返信
レネさん
ここまで読んでくださって、ほんとありがとうございます。
ここからは、なかなかに因縁の内容になっていく予定です。さて、このふたりの関係、私も書いていてすごく好きなシーンです。
そこを楽しんでくださって、本当に嬉しい! ありがとうございます。
編集済
ごきげんよう、そうか、紫緒さんは因縁の子、九暁家の子を産むために身体を差し出さざるを得なかった生贄なのかもしれませんね。その「視える」という体質だった故か、それとも紫緒さん自身にも過去の因縁があったのか。
そしてこの出産のために用意された古い家、それ自体にも過去から続く呪い、因縁がある様子。
全てが、九暁の暗闇のような呪いを成就させるための舞台装置であり、登場人物はすべてその因縁に絡めとられた人々。
いや、宜綺さんがそうかどうかは今のところ分かっていませんね。
だけど彼も「視える」人ですから、どこか、なにかで因縁がやはりあるのでしょうか。
警察というスピリチュアルからは程遠い存在が割り込んできましたね。
このタイミングで警察が登場した、過去の因縁から独立した第三者機関の登場は、伝奇とはまた違う、ミステリーとしてのテーマを追加でだされたようで、いっそう読者としてはドキドキ、ワクワクが募ります。すてきなストーリーテリングですよね。
作者からの返信
おだしのぶさま
九暁家にかかわる、すべての人間は、この因縁から逃れられない、特殊な関係なんです。
宜綺も、彭爺も、そして皆。
これから明かしていきますね。
そして、警官の伏線。うまく入れ込むことができましたかね。
警官は、確かにミステリー要素です。
素晴らしい、ストーリーテリングなんて、もう最高の褒め言葉。
いつもコメントに励まされます。本当にありがとうございます。
何も知らされていない宜綺と紫緒と。
彼らの知らないところで、禍々しい思惑が渦巻いてますね。権力とかそういった人間の欲をはらんだ大きなものが。
作者からの返信
万之葉 文郁さま
そうなんです。若いふたりには想像もできないことが、渦巻いております。
お読みくださって、本当にうれしい! ありがとうございます。
紫緒さんが何故代理母に指名されたのか、とか気になる事が沢山ですね。
宜綺とも固い絆が産まれている様に見えるし。
子が産まれたら紫緒さんはどうなるんだろうな……。
作者からの返信
無雲ちゃん
この後、どうなるか頑張って書いております。
子が産まれたのちの紫緒は・・・(まだ、考えてない。すまないアハハ)。
いつも読んでくれて、ありがとうね。とっても嬉しいです。
編集済
雨 杜和様、コメント失礼致します。
誰もいない狭いところで、ふたりだけで生きてくれば、少しは恋愛の情が生まれるものなのでしょうか。
まあ、年頃の男女だからそうなっても不思議はないわけで。
しかも紫緒さんは処女受胎にされた身。
そこにもなにか作為的なものを感じます。
彭爺が金を積んだのかな?
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
カイ様
彭爺も宜綺と同じで囚われた人なんです。この後、物語をすすめていきますね。
いつもありがとうございます。すごく助かります。
宜綺にもその存在は見えるのか。
禍々しい何か。
紫緒さんの淡々とした感じも浮世離れした歪な印象を感じさせます。
作者からの返信
へもんさま
こういう、死んだ後が怖いという感覚をもつ人は、太宰もそうですが、生きることに絶望していますよね。紫緒は、そういう女として書いております。確かにおっしゃる通りに歪ですね。
お読みくださって、本当にありがとうございます。
紫緒もまた複雑な事情を抱えていそうですね……(><)
代理母であっても、おなかの子どもが愛しい。その気持ちは尊いですが、序章を知っているだけに、不安になります……(><)
作者からの返信
乙さま
妊娠して子を産むとき、代理母も愛情をもつのではないかと想像しました。そういうトラブルを聞いたことがあります。
読んでくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
なんと、代理母なのですね。
何もかもが不穏で不確かで、だからこそ静かに側に寄り添ってくれる宜綺に心を寄せたくなる気持ち、分かる気がします。
作者からの返信
陽澄すずめさま
紫緒は薄幸な育ちの子で、生きる気力もない子です。
宜綺と同じ孤独を抱え、ふたりは寄り添うことで心を寄せていきます。
そんなふうに、読んでくださって、とても嬉しいです。ありがとうございます。
これほどまでに存在を隠すという事は、何か訳があるのでしょうけれど。
一体、何をしようとしているのか。
紫緒が単なる器であるとすれば、この一族とは無関係な存在なのだろうか。
宜綺は、何も知らない風だけれど、彭爺は……。
おどろおどろしいナニカとは裏腹に、どこまでも清く尊い想い。
いつか、この二人の静謐な暮らしが破られるのだとすれば……。
それは、あまりにも哀しいっす。
作者からの返信
ことさん
隠し事の理由は、おいおい明かしていきますね。
宜綺も紫緒も、彭爺も、何も知らないのですが。彼らは自分たちの世界が全てだと思って生きています。
ふたりはね、どうしたものか。ちょっと考えてしまいます。
自分たちがここに住んでることを知られてはいけない。彭爺の言葉に不穏な雰囲気を感じます。
紫緒のお腹の中の子は、体外受精で授かったのですね。
それでも我が身に宿った命。確かな愛情と繋がりを感じているようですね。
作者からの返信
無月兄さま
紫緒のお腹の中の子は、体外受精で授かったんです。器である紫緒はかわいそうな娘ではあります。
秘密は徐々に、明かしていきますね。
お読みくださって、本当にありがとうございます。
彭爺、警察に自分たちのことを知られないようにしているあたり、闇を感じます。
そうなると彼の語った話にも、なにか裏があるのではって気がしますね。
子供を産むための器でしかない紫緒。
彼女の思いを、宜綺は受け止めてくれるでしょうか?
作者からの返信
無月弟さま
彭爺も囚われ人で、だから、自分の世界が全てです。警察に知られてはまずいことを理解はしているのですが。
いつも素敵なコメントをありがとうございます。すっごく励みにして書いております。
編集済
紫緒に注ぐ宜綺の“まなざし”の淡くも繊細な描写が印象的で、心を傾けていく様子が伝わってきます。
なにが生まれようとしているかわからない。
でも、同時にこの子を愛している。
と語る紫緒のまなざしまでも想像させるような台詞が胸をつきます。
これが、冒頭の、あの凄絶なシーンへつながっていくかと思いますと。
作者からの返信
宵さま
「宜綺の“まなざし”の淡くも繊細な描写が印象的で、心を傾けていく様子」が伝わるとコメントしてくださって、嬉しいです。
書いてて、それが伝わっているか、すごく不安でした。
お読みくださって、本当にありがとうございます。とても嬉しいです。
静かな恋ですね。雪の情景と相まって、幻想的です。
けれど、どこか不穏な空気が漂っていて。
読み手の心はざわつきます。
作者からの返信
雪うさこさん
この作品は描くのに苦労しました。
一般文芸作品と思いながら書いたので、描写部分をとくに苦労したんですが。
幻想的って、嬉しいです。ありがとうね。本当に嬉しいです。