勝者の泣き言
ランゲルハンス ハム右衛門
五十年前五十年後
星新一、小松左京、筒井康隆、ハインライン、ジュール・ベルヌ、アイザックアシモフ、フィリップ・K・ディック、フレデリック・ブラウン、、、
気づいてみると以前夢中になって読んだ頃のSFはすでに時代遅れになっている。
作家の想像力より科学の進歩が早くなって来たから。
時代を描いていない作品だけが残るのだろう。
信じられないだろうが、2001年宇宙の旅はSFだったんだ。
とっくに2001年は過去になり、宇宙ステーションもとっくに出来ている。
なんだかちょっとだけ悲しい。
夢見た未来が過去になったという事実。
SFの話を書きながら山本周五郎の「五十年前五十年後」という短編を思い浮かべる。
現在はその瞬間瞬間に過去になっていく。
明日は今日になり昨日になる。
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