永住と 思いし街より 越して来て 別れた友を しのぶ毎日《父 作》

新築で購入した家も、さすがに何十年も経つとあちこちガタがきて、地震や台風のたびに心配になる。

両親も高齢になり、不肖の娘2人が動き、姉の近くの賃貸マンションに越してもらった。

母も同じような歌を詠んでいたが、住み慣れた街に、さばさばと別れを告げた父も、やはりさみしい思いをしていたのだろうか。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る