ようやくに ぼうぼう草の刈り取られ 休耕田に あかねとびかう【添削前】

短歌の通信講座、最後のレポートより


歌の背景として、

「たわわに実った稲田の隣の休耕田。草のび放題の中に咲く可憐なつゆくさの花や彼岸花に、通るたびに楽しませてもらったり、気になったりしていました。」

と書かれていた。

この文章のことも、講師の先生はお上手で感動しましたと書いてくださっていた。


『ようやくに〜刈り取られ』の文体や、気になっていたことが解決した喜びが赤とんぼに託されて、見事な一首だと褒めていただいていた。


【添削後】

ようやくに ぼうぼう草の刈り取られ 休耕田に 秋あかねとぶ

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