ずっと楽しく拝読させて頂いておりました。一気に答え合わせが来ましたね。
やった、全部合ってた! とにやにやしております。正直、ちょっとはっきりヒント出し過ぎでは……? と思ったりしました。折角五人も殺すのだから、段々難しくなったりした方がもっと解き甲斐があったかも、とも思いましたが。
でもこれは読者としての勝手な意見ですね。自分も執筆をしている人間なので、「それが出来たら苦労しないよ!」というのはよーく分かるつもりです(苦笑。
作者からの返信
お付き合いいただきありがとうございますー! お、全問正解でしたか。すごい! 当たるとにやにやしちゃいますよね。僕もこういうの謎に挑むクチなので、当たった時の快感分かります。
問題の難易度については僕も随分悩みましたが、後になって「いや、こんなん分かるわけないだろ」となるよりは読者に見破られた方が楽しいかなと思ってこのくらいの設定に。とはいえいつもこの「謎解きの塩梅」は苦労するので、いただいた意見を参考に次の創作で活かせるよう頑張ってみますね。ありがとうございます! 読者の意見、それも初期から本作を追ってくださっている方のご感想は大変嬉しいです!
今日の更新で最終回になります。ちょっとあっさりし過ぎたかな。でも僕なりの全力投球です。少しでも楽しんでいただけますように!
やっぱりあったんですね、隠し部屋。。。でも、そんな用途が決まってる部屋だったなんて。。。
暖炉に意味があるのかなと思ってたら、なるほど解凍するためでしたか。このあたりの知識はもしかしたら、飯田先生の作品がヒントになってる可能性もあったかもと追うとそわっとしました。
時曽根先生、遺産なんかよりも欲しいものがあるはずなんですよね(´Д⊂グスン
作者からの返信
ヒサ姉に隠し部屋の存在伏せ切れたのちょっと嬉しいかもなー。ヒサ姉こういうのすぐ見抜きそう……というか、英国風の屋敷に隠し部屋って何か海外文学あるあるかな、なんて少しヒヤヒヤしてたんだ(笑)
そしてそう、暖炉に注目してくれてたの嬉しい! 大きすぎる暖炉、そしてその才能についてよく理解していたのもあの人(他の人がこの応援コメント読んでネタバレ喰らわないよう伏せる)、という風に繋がればある程度容疑者を絞り込めるかもね。
あの人、確かに飯田先生の作品を読んでいるから、飯田先生が持っている知識を活かして犯行に及んでいる可能性は大いにあるよね。飯田先生の作品を読んだから、死亡推定時刻の算出に直腸温度が使われることを知っていた、というような。
時曽根先生には遺産よりも親の愛だよなー。ホント、そういうのに飢えて育ったんだと思うよ。だからこそ、水子供養の祠であんな風に発狂してしまったんだと思う。
次でラスト、ヒサ姉に楽しんでもらえるといいなー!
昨日の近況ノートを見てから、今日の更新をめちゃくちゃ楽しみにしていました!
まず、長い廊下。冒頭でも、屋敷に入ってすぐのシーンで印象的でしたもんね。ここに隠し部屋があったんだ……!
子供たちの殺害方法については、いくつか拾っていた手がかりが一気に繋がってスッキリしました。瑠香ちゃんの遺体については、この地方ならではですね。なるほど。
これだけ人がいて最も自由に動けるのも、屋敷の中を知り尽くしているのも彼女ですし、全てのことにすごく納得感があります。
そして最後。最後ですよ。やはり。
最初の方で、グランデイビーハウスの由来の話の時に「ある時から畸形児が増えた」という説明がありましたよね。この辺でうっすら、近親間でのうにゃららがあったのではないかしらと思ってたんですけど。
ゑいかさんは、誰の子を産んだのか。
恵さんは間引かなきゃいけなかったってことですよね。
うわーうわー何かすごい闇……(好き)
明日の更新もお待ちしてますね!!
作者からの返信
近況ノートの時から楽しみにしていただけてたんですかー! やったー! 嬉しいです!
そして、そう。廊下のことに最初に気づいたのはすずめさんでしたね。調べたところ、二戸市にある座敷童の部屋を作る伝承では奥座敷にもう一部屋設けることが多いようです。
肝心のトリックの方でしたがどれも見事に見破られていましたねー! すごいです! 瑠香ちゃんの件はまぁ分かりにくいというか部分点的な要素が強いので95点以上、ほぼ満点取れてると思います! すごい!
最後のことについても、すずめさん、初期から恵先生とゑいかさんのことを(特に年齢差について)色々考えてたので「やっべー見破られる」なんてヒヤヒヤしてました……! ギリギリで機能したかなー。
そうそう、実はストーリーに上手く噛ませられなかったのですが、こういう寒村では近親姦はよくあることみたいですね。隼峯村に畸形が産まれやすいのにはそういう背景もあるという設定でした(名残が石碑の名前。誰と誰の子か分からないから、ある時期より前の石碑には家の名前しか書かれない的な)。
さぁ、すずめさんが期待している闇が描けているか分かりませんが、「横溝正史のミステリーにありそう」を詰め込んだつもりです。なのでああいうのはあるのかもな? という感じで明日をお楽しみください!
等々力警部みたいに「そうか! わかったぞ!」と言えれば良かったんですが(笑)、そういうことでしたか。
ランドリーシューターは、洋館ならさもありなんという仕掛けですね。
そして長い廊下に隠し部屋……やられました。
何より、ラストの「母さん」。
だからこの連続殺人は起きたんだなぁ、だから順番はどうでもいいんだなぁ……と。
ひねりこがこの村で行われてきた理由も、この「母さん」なんだろうなぁ……。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
等々力警部ー! なれませんでしたか。でもかなりいい線ついていらしたのでは?
ランドリーシューターのトリックは(トリックと言っていいのか)最初に思いついただけあって思い入れも深いです。長い廊下の隠し部屋、二戸市の場合は奥座敷に隠し部屋を作る傾向にあるそうですが、隼峯村はそことは少しズレた場所にあるのでこういう設定に。
「母さん」でした。
続く内容、何故時曽根先生の石碑が祠にあったのか、について触れられます。お楽しみに。
楽しんでいただけているなら嬉しいです!