第7話
「今度は戦国時代から安土桃山にかけての時代に行こう」
アキラが途端に張り切りだした。
「何のために?」
紗香がたずねた。
「織田信長に会うためさ。本能寺の変の
真偽も確かめたいし」
「というわけできちゃいました、戦国時代」
紗香が帽子を手で押さえながらつぶやいた。
「あっ、織田信長」
不知火が向こうからやってくる
武将の顔を見ながら大声を上げた。
「どうしてわかんのよ」
紗香がたずねた。
「だって歴史の教科書で見た肖像画と
同じ顔なんだもん」
不知火が悪びれずにいった。
「怪しきやつらーーーーーーーーーーーーーーっ、さては
南蛮渡来の外国人か」
信長はそう叫ぶと、刀を抜いた。
「わっ、キゃ―――――――――――――っ」
紗香が悲鳴を上げると、信長の刀が粉々に
砕け散った。
おたまじゃくしバトルロワイヤル @k0905f0905
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。おたまじゃくしバトルロワイヤルの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます