第16回 連作ってどう詠めばいいのかな?
おつかれさまです。ネコ?です。
ひさしぶりに本ノートを更新いたします。
第二回の短歌・俳句コンテストに応募するため、二十句連作を詠んでみました。
そもそも抽象的なテーマに沿って詠むのがものすごく苦手なのですが、それを二十句詠むのは、ものすごく大変でした。
第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【俳句の部】(二十句連作部門)
https://kakuyomu.jp/works/16818093079000577943
自分ではもう何が良いか分からなくなったので、俳句もお詠みになる知り合いの詩人さんに感想を求めたのです。
そこで連作についていくつか教えていただいたのですが、やはり奥が深いですね。
連作では句を並べるわけですが、並べることで出来が今一つの句の粗が目立つ、という特徴があります。
例えば二十句の中で同じ言葉が使われていると、悪目立ちしてしまいます(意図をもって繰り返し同じ言葉を使う場合は除きます)。
表現が練れていない句が混ざっていても目立ってしまいます。
切字のバリエーションの乏しさなども、並べることで見えてしまいますね。
言葉や表現手法のバリエーションを考慮して詠んだ句を並べたほうが、印象に残りやすいという感じでしょうか。
また、一句ずつ詠んで二十句並べるのと比べ、連作は句同士が響き合って一つの作品になるという効果があるようで、ただ並べただけでは連作の意義というか魅力が失われてしまうと(当たり前か)。
あとですね、連作に詠み込む句の強弱についてですが、線の細い句・軽い句が多いと作品全体の印象が薄くなってしまうと。私の連作は、軽い句が多いなと感じます。
なので、ある程度「強い句」を詠み込んだ方が良いのかもですね。ただ、強い句を重ねる方向が良いのか、強弱・緩急をつけていくのが良いのかは、人によって好みが分かれるところのようです。
改めて連作はごまかしがきかないなと。だからこそコンテスト等でも応募作品の主流は連作なのでしょうかね。
見切り発車で投句したものの、まだまだ推敲が必要ですね~。
締切まであと1週間くらいしかないですが…
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