第十話 戦え、冒険者!!!

 光が集まっていく。

 物質が蘇り、再構築され、融合する。


 黄と黒、銀、りょくと紫、灰に白。

 機械の欠片が宙に生じ、それらがロカの右腕を包んでいく。


 光が一か所へと、折れた剣へと集中する。

 粒が混ざって線となり、線が集って刃となった。


 輝きが収まる。

 そこには、右の肩から指先までを機械鉄甲に包まれたロカの姿があった。


「こ、これは…………?」


 手を開いて閉じる。その動きには、鎧を着ている時の様な動きの制限は一切ない。何も装備していない裸の腕と全く同じ、あえて言うなら薄い膜が皮膚の上にあるような感覚だろうか。


「傷も……」


 身体を斜めに裂いていた深い傷。そんなものは始めから無かったかのように消えて……いや更に、破損した服と胸当ても元に戻っている。時間が巻き戻った、そう感じる程の現象だ。


「ロカ、大丈夫?」

「あ、ああ、うん、大丈夫。これってミルウェの、力?」


 困惑しながらロカは問う。


「うん、ううん」


 一度頷いた後に、ミルウェは首を横に振った。


「己のたぐい稀なる力、そして結社により授けられた力を未開惑星の生物に使うなどとは」


 呆れたような、愚か者を見るような、そんな目でウルフはミルウェを見る。対する彼女はキッと魔王を睨み返した。


「どっちも今は私の力っ!好きに使うだけ!」


 怪人を修復、再構成する力。

 それを使用したならば、無限に怪人が再生するという事と同義。更には複数の個体を掛け合わせ融合させて、より強力な存在を生み出す事も可能である。秘密結社が宇宙を征服するために植え付けられた、組織の為の力だ。


 時間を遡行する力。

 宇宙で唯一、ミルウェが持つもの。そして彼女が秘密結社によって捕らわれる原因となった原因である。如何なる事があろうとも、時間を遡行して『無かったこと』に出来るならば最強。結社はそれを利用しようとしたのだ。


 最高傑作。

 彼女を示すその称号は決して誇張では無かったのである。


「ふん、だから何だと言うのだ。調整も何も無い所詮は付け焼刃、我が力に及ぶ物ではない!」


 魔王ウルフはサーベルを振った。金属製であった刃がバラリと解け、青い光が剣の身を形作る。自然に下ろされた手に握られたそれの下、刃に触れてなどいない大地が焼け焦げ燃えた。


 光子フォトンブレード。

 その名の通り、光の粒によって作られた剣。

 全ての物質を切断し、燃焼させるエネルギーの塊である。


「ロカ、その剣なら……」

「うん、分かる、分かるよ。この力、魔力に……光の魔法に似てる」


 灯火ライト閃光フラッシュ浄化ピュリファイ

 光の魔法は聖なる魔法。闇を照らし、邪を払う力である。


 機械科学文明の技術が、魔法精霊文明の粋たるものと通じる奇跡。ロカはそれを、自身の右手から感じ取っていた。そしてそれは、彼女がその奇跡を操る力を持つという事であった。


「魔法と同じなら……私もッ」


 ロカは剣を振る。

 光の粒子によって形を成した刃は触れずとも大地を斬り、そして焼く。が、すぐにその炎は消え、焼け焦げだけがそこに残った。まだ力の使い方が分かっていない、エネルギーを持続させる事が出来ないのであろう。


「やはり」


 フッと魔王が笑う。

 付け焼刃。ウルフの言葉は正しかったのだ。


「来るがいい、力の差を分からせてやろう」

「はッ!その余裕のツラ、すぐに歪ませてやるッ!」


 両者は同時に大地を蹴った。


バヂィィッッッ!


 両者の剣が衝突する、雷が落ちたかのような音を鳴らして。


 斬、斬、斬。

 二つの光の剣が衝突し、その度に閃光と熱波が周囲へと放たれる。大地に生える草が焦げ、風に乗って流れてきた木の葉が一瞬で燃え尽きた。


「ふッ!」


 ロカが仕掛ける。体躯で勝る魔王の足元を掬う斬撃だ。


ガズンッ!


 ウルフの膝を剣が薙ぐ。


 が、切断できない。


「愚かなッ!」

「ちィっ!」


 上から下へと一閃、魔王の剣がロカへと迫る。後方へ跳んでそれを躱し、彼女は相手を見た。


(剣が、通らなかった)


 自身の手にあるのは、尋常ならざる力を放つ魔法剣。それが防御を一切しない相手を斬り裂けなかった。自身の剣を振るう技術に疑いは無い、だというのに、だ。


(あの服、魔法への抵抗力が高い……?)


 光の剣が魔法に似ているならば、ロカが知る魔法防御装備と同様のものが異星あちらにあってもおかしくは無い。ウルフの身を包む黒の軍服、それがそうなのだと彼女は理解する。


(これは……不利っ、だなッ!)


 追撃を繰り出してきた魔王。

 剛腕から繰り出される胴を薙ぐ一撃、ロカは剣を盾にして軌道を自身から逸らした。僅かな隙を狙って剣を持つウルフの腕を狙って斬りかかる。だがオオカミ怪人はその一撃を腕で受け止めた。


「その程度か?」


 鼻で笑う魔王、その身には掠り傷一つ付いていない。


(この剣、実体のあるものじゃない)


 反撃に繰り出された斬撃を受け止め、鍔迫り合いに発展した。バチバチと雷火が跳ねる。競り合っているお互いの力はそこに有る、だが剣そのものはエネルギーの塊でしかない。鉄の剣の様に、物体ではないのだ。


(魔法防御力が高い装備なら、威力の全てを防がれる……ッ!)


 状況の不利、それは強力な武器を手にしても変わらない。剣が砕ける心配は無くなったが攻撃が通らない、性質が変化しただけだ。


「ぬぅんッ!」

「はぁッ!」

バヂィッ!


 唯一の違いは、武器が破壊されない事で剣技で互角以上に渡り合えるという点。少なくとも、先程の様に手も足も出ずにやられるわけではない。


 袈裟斬りと逆袈裟の剣が交差し、大薙ぎと斬り下ろしが衝突する。二つの突きが激突し、距離を取った両者は剣閃を放つ。


ドパンッ!


 刃が描いた孤の軌跡をそのままに、両者が繰り出したエネルギーがぶつかった。爆ぜた光が周囲を壊し、焦がし、燃焼させる。


 両者は再び大地を蹴り、互いを斬らんと剣を振るう。


「しッ!」

ズバァッ!

「無意味ッ!」


 刃を受け流して生じた隙を突いて、ロカはウルフを斬った。しかし先程と同じく傷一つ足りとて付ける事は出来ない。


(ダメかッ!)


 連続で斬りつけるも、やはり損傷無し。魔王はそうなる事を当然と思っているのか、碌に回避行動を取らない。余裕綽々しゃくしゃくの様子が非常に憎たらしく、苛立ち腹が立つ。


(クソッ、あの服を斬り裂ける鉄の刃があれば……ッ!)


 魔法防御の力があるとしても、物理的に斬れないとは思えない。だが自身の剣は折れ、実体を持つ刃は既に無い。


(魔法じゃダメだ、他の何かを……っ、いや)


 ロカは考え、そしてふと閃く。


(……よし、やってみよう。駄目ならその時考える、だ!)


 彼女は刃に力を流す。


「おおおッ!」

「何度も無意味な事をッ!」


 斬る、薙ぐ、突く、そして捌く。


 ロカの刃によってウルフの剣が払われ、先と同様に隙が生じた。


「はああッ!!!」


 飛び上がったロカは剣を振りかぶる。

 全力を込めたその刃を、魔王へと叩きつけた。


「愚かな!学ばぬ未開惑星人がッ!」


 やはりオオカミ怪人は躱さない。

 身に纏った軍服が持つ絶対的な光子エネルギー防御力を信頼しているのだ。


ズガァッ!!!!!


 ロカの剣は魔王を斬る。


 それは先程と同様に。


 だがしかし、結果は異なっていた。


「な……ッ、バカなッッッ!」


 ウルフの左肩から右腰まで。そこには深い深い斬撃痕が生じていた。


 ロカの刃が魔王の防御力を上回ったのである。


 それは致命の一撃であり、未開の星の生物と侮る油断が生み出した結果だ。


「よし、やったッ!」


 思惑通りの結果を得た彼女は拳を握る。


 光の剣で倒せないならば魔法でも倒せない。それは当然の事だが、とある属性の魔法だけは別だ。それだけは『物質を生じさせる術』なのである。


 地の魔法、ソイルクリエイト。


 土を作り出す魔法である。

 主に園芸に使うような生活魔法。初級も初級、地の魔法を習得する際の練習に使われるようなものだ。しかしロカは、それこそが状況を打開するすべだと考えた。


 物質的な刃を作る、そのために彼女は土を作った。それを光の剣の刃で砕き、小さな小さな、目に見えない程の粒子に変えて纏わせたのだ。斬撃によって粒は流動し、削り取るようにして魔王の身を斬り裂いたのである。


 その技に名前など無い。


 魔法剣に更に別種の魔法を上乗せする必要など、本来は無いのだから。


 ざりっ、ざりっと覚束ない足取りで後退するウルフは、もはや戦闘を継続できる状態ではない。その身からバチバチと火花を散らしている様子から、今まで倒してきた怪人と同様の結末を迎えるのはそう遠くない未来である。


「ぐ……ッ、おのれ、未開の星の生物如きが……」


 身に生じた大きな傷に手を当て、魔王は忌々し気な顔でロカを睨む。


 だがそれだけだ、それ以上の事は出来はしない。


 彼の者が、ただの魔物であったならば。


「愚か。実に愚か。気が変わった、戯れはここまでだ!!!」


 ウルフは剣を掲げる。


「な、なに……?」


 ロカは身構える。

 苦し紛れのハッタリなどではない威圧を感じる、確実にをする気だ。


ゴゴゴゴゴ……


 地面が揺れる。


「地震……うっ!?」


 いや、違う。


 震えているのは、大気だ。

 上から何かに押しつぶされるようにされた事で地面を圧し、それによって大地が揺れているのだ。事実、ロカは自身の身体が妙に重くなっているのを認識していた。


 魔王の操る魔法の様な力か?


 彼女はそう考えたが、それが間違いだとすぐに理解する。


「なに……あれ……」


 空。

 ロカはそこを見ていた。


 薄い雲の層に不自然に楕円の穴が生じている。


 その様はまるで、目に見えないがそこにいるかのようだ。


接続リンク、ヴォルフガング。光学迷彩、解除せよ」


 ぐにゃりと空が揺らぐ。

 空間が七色に明滅し、そしての正体が明らかとなる。


「あ……ああ……」


 ロカではそれが何かは分からない。だがしかし、確実に危険な物である事だけは分かる。圧倒的な質量を持ち、一人の冒険者がどうにか出来るようなものではない事だけは確実だ。


 未知の金属で作られた、巨大な町一つを軽く超える大きさの艦。


 狼の艦首を持つ宇宙戦艦ヴォルフガング。


 それがそこに在るものの名であった。


「声も出ぬか、それも当然。これぞ我が艦、星を砕く光子の砲を持つ戦艦だ!」


 魔王は笑う。

 形勢は逆転。いやそもそもウルフが現れた時点で始めから勝てない戦いだったのだ。今までの斬り合いはただのお遊び、オオカミ怪人の気まぐれに過ぎなかったのである。


「貴様一匹で済ませてやろうかと思っていたが、面倒になった。この星を消し、その後に被験体を回収するとしよう。さらばだ、未開の星の生物よ」


 艦首の狼が口を開く。

 巨大な、大きすぎる砲が顔を出した。


 光が収束する。

 ロカが持つ剣とは比較にならない程のエネルギー。魔王の『星を消す』という言葉。それに一切の誇張が無い事を、彼女は総身で感じ取っていた。


「消えるがいいッ!この星と共に!後悔するがいい!己の愚考――――――あ」

「え」


 緊迫した状況に不釣り合いな、賢魔王ウルフの気の抜けた素っ頓狂な母音一つ。オオカミ怪人はロカではない何処かを見て、その口を間抜けに開いている。


 彼女はそれにつられて魔王の視線の先、自身の後方に顔を向けた。


「んにゅにゅにゅにゅ~~~~っ」


 両手の人差し指を立ててこめかみに付け、ギュッと目を瞑って唸る。そこにはそんな事をしているミルウェがいた。 子供のお遊びにしても、この状況でするような事ではない。


「ちょ、待て待て待てッ!」


 ウルフが声を上げる。

 先程までの余裕など欠片も無く、超が付くほどの大焦り。戦艦と接続してしまった事で体は動かせないが、その口と表情だけは目まぐるしく動いている。


「むむむむむ~~~~~っっっ!!!」

「よせッ!やめろッッ!!考え直せェッッッ!!!」


 命令どころか、もはや懇願。魔王の威厳など塵以下となって消え失せていた。


カッ!!!


 ミルウェは目を見開く。


「必殺ッッッッ!!!」


 金色の瞳がビカリと光る。


アイビーーーーーーーーーーーーーーム目からビーーーーーーーーーーーーーーム!!!!!!!!!」

ズバアアアアアァァァァッッッッ!!!!!

「うええええええぇぇぇぇぇっっっ!!????」


 途轍もない、あり得ない程の光の奔流。

 それがミルウェの目から発され、一筋の超太光線ごんぶとレーザーとなって撃ち放たれる。大気が圧縮されて衝撃波が生み出され、周囲の大地を爆発させた。


 光線は一直線に戦艦へと進む。開け放たれた狼の口、そこから現れた巨大な砲へと吸い込まれるように突っ込んでいった。破壊、いやそれどころの話ではない。ジュワリと金属が蒸発し、光線はなおも直進を続ける。


ズドォッ!!!


 貫いた。戦艦の反対側から光の線が顔を出し、一瞬のうちに遥か彼方の空の果て、その向こうの宇宙そらへと消えていった。


ボンッ!


 戦艦から爆発が生じる。艦を維持する中枢を破壊されたそれは空中に在り続ける事が出来なくなり、ゆっくりゆっくりと大地へ向かって堕ちてくる。


「げっ!?」


 途轍もない質量を持つ、確実に爆発するであろう物体。その場にいては巻き込まれてしまうのが確実だ。それを理解したロカは超エネルギーを発射した事でへたり込んでいるミルウェを牽いて一番近くの丈夫な物陰、一本木の影へとその身を隠した。


「ぬおッ、ぬおおおおおおッッッ!?!?!?」

ズッドォォォォォォォンッッッッッ!!!!!!!!!


 森の木々を、大地を巻き込み戦艦が堕ちる。魔王はグシャリと潰され、諸共に木っ端微塵に爆散した。


「う、うわぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」


 強烈な爆風がロカ達に襲い掛かる。一本木が大きく反り、それでもなお圧し折れずに彼女達を守り抜く。


 風が収まった後、ロカは恐る恐る木陰から顔を出した。


「うひゃぁ……」


 地獄絵図とはこの事。

 森は炭化、大地には町を呑み込む程に巨大なクレーターが生じていた。哀れにも巻き込まれた大型の猪の魔物が良い具合に焼けて、その体から炎を生じさせている。


「わ、私も、戦った、よぉ~…………」


 完全に脱力しているミルウェが、へにゃりと力の抜けた笑顔を見せる。


「…………ねえミルウェ。こんな事が出来るなら、私が戦う必要、無くない?」


 素朴な疑問、そして根本的な問題。ロカはそれを口に出した。


「うんにゃ~。滅殺びーむは危なすぎる~、この星が消し飛ぶよぉ。あと~、結社に後付けされた力だから~、燃費わるわるさん~」

「あー……」


 大惨事な光景を見て、ロカは納得する。まかり間違って地面に向かって撃ち放ったならば、この星の反対側まで貫通してしまうだろう。そうなったらどうなるのかは想像できないが、少なくともとんでもない事が起きるのは確実だ。


「ま、まあでもっ!これでミルウェも自由の身だね!良かった良かった」


 恐ろしい空想を振り払うように、ロカはうんうんと頷きながら笑う。


「んえ?」

「え?」


 心底不思議そうにミルウェが首を傾げた。つられてロカもまた同じ動作をする。


「秘密結社の怪人、まだまだ一杯いるよ?」

「え、どうして。魔王倒したんだからこれで終わりでしょ?あ、もしかして残党がいるって事?」

「違うちがう~」


 ぷるぷると異星の姫が首を横に振る。


「あいつ、ただの幹部の一人」

「え、そうなの!?もしかして四天王の一人とか?じゃああと三人……いや、四人いるのか……。うわぁ、面倒臭いなぁ」

「ふぇ?」

「ん?」


 再びミルウェが首を傾げる。ロカは嫌な予感を覚える。


一京三千13,六百二十一兆五千三百億九千八百四十四万一621,530,098,440,001人」

「にゃ?」


 ミルウェの口から出た、数字っぽい謎の言葉。まったく理解できずに、ロカはポカンと口を開けて鳴き声を発した。


一京三千13,六百二十一兆五千三百億九千八百四十四万一621,530,098,440,001人」

「いや、もう一回言われても分からない。え、何その……数字?」

「怪人の数」

「は?」

「宇宙に一杯いる」

「はぁぁぁぁっ!?」


 ミルウェが地面に書いた、一と十九個の零。意味が分からないが、少なくとも、打ち倒した六を引いても全く減っていない数字である事だけは分かる。


「………………ええと、端数みたいな最後の一ってなに」


 もう頭が働かなくなったロカ。とりあえず疑問に思った事を口に出した。


「わたし~。末っ子、すえっこ。組織は私に別の怪人全部を倒させて再構成、力を吸収させて『さいきょーの怪人』を作りたかった。だから私は逃げ出した、そんなメンドイことはしたくなーい」

「あ、あはは……あはははは………………」


 もはや笑うしかない。


 少なくともロカに関して、確定した事が二つある。


 一つ、これからもミルウェとの旅が続く事。


 二つ、秘密結社が送り込む怪人との戦いはまだまだ続く事。


 そう、つまりはこういう事だ。






 秘密結社の魔王ウルフを打ち倒した冒険者ロカ。

 だがしかし、結社は更なる刺客を送り込む!


 次回!

 命を奪う恐怖の鎌。

 死神大帝現る!!!


 戦え、冒険者!!!

 少女を守るために!


 ご期待ください。


 ― 続かない ―

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異星異世界遭遇ふぁんたじー ~少女を守るため!怪人を倒せ、冒険者!!!~ 和扇 @wasen

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