母も家庭を壊したことに、負い目は感じてたんでしょうね。
でも彼女も追い詰められた一人だったのかな。
娘に嫌悪を持たれていることを判っていても、男と別れるような決断はできなかったんでしょうね。
作者からの返信
菅野 事案さま
いつもコメントくださり本当にありがとうございます。
> 母も家庭を壊したことに、負い目は感じてたんでしょうね。
→ 仰る通り負い目を感じていたからこそ罪の意識に苛まれていた設定で書いていました。感じ取って頂き本当に嬉しいです。
> 娘に嫌悪を持たれていることを判っていても、男と別れるような決断はできなかったんでしょうね。
→ そうなんですよね。男と決別し、愛娘を健全に迎え入れることが出来たのなら、また違った未来となっていたことでしょう。水商売で生計を立てている母親は男の本当の味を知ってしまった、その底なしの沼から逃れられなかったようです。
これは……
電車にひかれたのなら、まず助からないと思うんですが。
男と抱き合っていたお母さんの声が聞こえて、どうなっているのかしら。
作者からの返信
本城 冴月さま
コメントありがとうございます。
逢瀬を抜け出し、美春の後を追った母。自殺をはかる娘の姿を見て叫びます。
身の安全を顧みず、自身の身体を張って娘を突き飛ばし、命を救った代償は言うまでもありません。
母は娘の名前にかけた本当の思いを最後に伝えたかったのでしょう。