「わからないことがあったら、何でも質問してくれ」
「わからないことは何でも質問してくれ」
と言われても、わからないことがわからないときはどうすればいいのだろう。
それは僕にとって中学生の時からの今までの課題であり、社会人一年目の大問だと思う。
生意気なことを言ってしまうと、わからないことがわかっているのなら、自分で調べてしまえば早く理解できる。
例えば一般的な知識のことであれば、ネットで調べるという手があるし、仕事のことであればマニュアルなどを読めばいい。
単純な話だ。
単純な話のはずなんだ。
だけど、心の中に靄がかかる。
本当は別の意図があるのではないかと。最近、社会人になって何回も言われるようになって、思うようになった。
例えばコミュニケーションを取るためだ。
改めて考えることなく、わかるべきだった。当然だろう。
新人が何をしたらいいかわからないように、先輩や上司は何から教えればわからないのだ。
みんな何かの新人で、何もわからない道を進んでいるのだ。
だから、何度も何度もわからないことを聞いてくる先輩や上司に質問すると喜んでくれるのだろう。
多少上から目線かもしれないが、そういう心持ちで過ごした方が気が楽だ。
ダメ人間の社会人日記 鈴木 正秋 @_masaaki_
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
人生初見/鈴木 正秋
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
モアイのコンプレックス/鈴木 正秋
★3 エッセイ・ノンフィクション 完結済 15話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます