第3話 至善に止まる。(中国人らしさを忘れずに維持する)

  何ごとも至上至善をきわめ、その地から動かぬようにするがよい。至上至善の地は、止まらなければもはや至善ではなくなってしまう。

  「中国古典名言辞典」講談社学術文庫


韓国脳政治屋・マスコミ屋によって、社会と文化がグチャグチャにされている日本と違い、中国では(連綿と続く)中国人らしさをその原点・極みと認識し、誰がなんと言おうと、正しいものは正しい・変わらないもの(中国人性)は絶対に変えない、という明確な価値観を堅持(至善に止まる)している。

いかにも中国人らしい、泥臭くて田舎くさいスタイル・雰囲気でありながら、恐ろしく合理的で実用的な発想と鋭い感性によって、様々な事物や文化(的行事)に最新技術を応用してしまう。これこそ彼ら中国人の真骨頂といえるでしょう。

大学日本拳法でも、大学毎に練習のしかたや教え方は異なり、個人個人で拳法のスタイルは違えど、在来種純粋日本人として絶対に変わらないもの・根本的な精神という「至善」は、共通な(止まる)のです。(日本人らしい礼・義・心)



<引用開始>

○ 「漢詩を暗唱すると入場無料になる中国の景勝地4選」

      http://j.people.com.cn/n3/2024/0403/c94475-20153040.html

  人民網日本語版 2024年04月03日


  江西省南昌市の滕王閣景勝地は2023年から、VR(バーチャル・リアリティ)自動暗唱採点プラットフォームを打ち出した。


  デジタルヒューマン技術を活用して再現した唐の時代の詩人・王勃が、「試験官」となり、中国各地からやって来て次々と挑戦する観光客の暗唱を採点している。観光客が暗唱に挑戦しているのは王勃が詠んだ「秋日登洪府滕王閣餞別序」で、全文の暗唱に成功すると、無料で入場できる。

湖南省岳陽市の岳陽楼景勝地では、法定の祝祭日に北宋の範仲淹が書いた散文「岳陽楼の記」を暗唱すると無料で入場できるキャンペーンを実施している。

昨年の中秋節(旧暦8月15日)と国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた8連休には、スマート暗唱システムが導入され、デジタルヒューマンが、暗唱する観光客の採点を行うようになった。

  挑戦者は、5分以内に、「岳陽楼の記」の暗唱に成功すると、無料で入場券を手に入れることができる。


・・・



○ 成都の憩いの場「人民公園」で過ごすゆったりとした時間 四川省


  人民網日本語版 2024年04月24日15:01


  成都市人民公園内の鶴鳴茶社で耳掃除サービスを受ける客(撮影・羡江楠)。

  成都市人民公園内の鶴鳴茶社で長い注ぎ口の急須で茶を注ぐ「長嘴壺茶芸」を披露する茶芸師(撮影・羡江楠)

  成都市人民公園内の見合いコーナーに掲示された見合い相手募集の情報を眺める人(撮影・羡江楠)。

  成都市人民公園内で楽器を演奏する人たち(撮影・王禹蘅)。


  四川省成都市にある人民公園では今月22日、人々が茶を飲みながら、ゆったりとした時間を楽しんでいた。人民網が報じた。

1911年に建設された人民公園は、近代に入ってから最も早い時期に建設された公園の一つで、「少城公園」と呼ばれていた時期もある。

午後になると、人民公園は、成都市民や観光客の憩いの場となる。公園内には、小川が流れ、木々が青々と茂り、ウォーキングをしたり、花見をしたり、座って囲碁や将棋をしたりしている人たちを、至る所で目にすることができる。

100年以上の歴史を誇る茶館「鶴鳴茶社」では、茶を飲む人、耳掃除サービスを利用する人、トランプをする人などで賑わっており、成都のゆったりとした暮らしを存分に味わうことができる。(編集KN)


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○ 動態展示で生き生き伝承 無形文化遺産が集まる江蘇省南京市民俗博物館


  人民網日本語版 2024年04月24日15:26


江蘇省南京市の無形文化遺産と民俗を保存・研究・展示・伝承する南京市民俗博物館(南京市無形文化遺産館)では、無形文化遺産の総合展示と動態展示を通じて、伝承者の工房という独自のスタイルによって、展示・実演・相互交流が一体となった没入型の体験を来場者に提供している。

館内には市レベル以上の認定を受けた無形文化遺産277種類が展示され、南京切り紙、南京雲錦(錦織)、秦淮灯彩(提灯)、絨花(ベルベット生地で作った花や鳥などの工芸品)などの無形文化遺産の各級伝承者の工房が22ヶ所設置され、南京の特色ある無形文化遺産と民俗文化がどのように伝承されてきたのか、伝承のストーリーを興味深く伝えている。

訪れた大勢の市民や観光客は無形文化遺産の優れた技術や作品の数々を鑑賞すると同時に、伝承者の磨き抜かれた技術を足を止めて間近で眺めることができる。中国新聞網が伝えた。(編集KS)



○ コウシンバラが高架道路を彩る杭州の「空中花回廊」 浙江省


  人民網日本語版 2024年04月25日14:24


  浙江省杭州市の高架道路を彩るコウシンバラ (4月24日、ドローンによる撮影・王剛) 。



  江省杭州市の高架道路(立体交差橋)の両脇は最近、満開を迎えたコウシンバラの花で彩られ、今年もロマンチックな「空中花回廊」の時期が到来している。中国新聞網が伝えた。(編集KM)


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○ 中国の国産有人飛行船、低空観光の新たな人気者に


  人民網日本語版 2024年04月25日09:22


中国航空工業集団有限公司が独自に開発した「祥雲」AS700有人飛行船がこのほど、初めて本拠地から離れ、飛行を行った。「すべてが計画どおりに順調に進んだ」。

・・・

AS700有人飛行船プロジェクトの周雷チーフデザイナーは、「AS700という安全性が高く、環境にやさしく、便利で快適な飛行船の市場投入後、より多くの中国人が空から自国の山河を近距離で観光できるようになることを願っている。

AS700は一部の観光地の開発と観光客の誘致に対して推進的役割を果たし、『低空経済(低空域飛行活動による経済形態)』の飛躍を後押しすることになるだろう」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年4月25日



○  無形文化遺産の「油紙傘」で所得増加目指す四川省瀘州市江陽区


  人民網日本語版 2024年04月25日14:31


四川省瀘州市江陽区は、無形文化遺産の油紙傘(油紙を貼った唐傘)を人々の暮らしの中に融合させ、継承者に制作技術の改善を奨励する政策を出し、オンラインプラットフォームを利用して製品を国内外市場に出荷し、地元民の所得増加をけん引している。

瀘州油紙傘の制作技術は、国家級無形文化遺産に指定されており、「中国民間傘工芸の生きた化石」と言われている。新華網が伝えた。(編集KM)





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○ 重慶初の観覧車図書館が登場


  人民網日本語版 2024年04月24日14:41


  山の頂上にそびえ立ち、雲の合間を見え隠れしながら運行する美心紅酒小鎮2号観覧車(撮影・何蓬磊)。


  観覧車図書館で読書を楽しむ人(撮影・楊孝永)


  4月23日の第29回世界本の日(世界図書・著作権デー)に合わせ、重慶市初の観覧車型図書館が同市涪陵区の美心紅酒小鎮にオープンした。重慶市涪陵区図書館の分館で、同市で最も標高が高い観覧車「美心紅酒小鎮2号観覧車」を利用している。48色の球体型ゴンドラの中には本や新聞、雑誌が並べられ、読書と景色を同時に楽しむことができ、彩り豊かな読書体験を人々に提供している。中国新聞網が伝えた。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年4月24日


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<引用終わり>



続く

2024年4月26日

V.1.1

平栗雅人

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