彼女の偽物に恋をした

@kokutoutyama

第1話

「ぴよぴよ、ぴよぴよ」信号が青色に染まった音が聞こえる。また憂鬱な日が始まる。そう思いながらいつも通りの道を通る。その途中には昔バイトしていたファミレスがある。ふと店内を見てみると、「え、なんで、、、」そこには失踪したはずの"セツナ"

が居た。僕は急いで店内に入った、「お一人様ですか?」店員にそう尋ねられる。僕はその言葉を無視してセツナのもとへ走った。「セツナ!」彼女は

「はぁ?」と苛立ちを隠さずに言った「誰ですか」「もしかしてストーカーですか?」彼女は容赦なく言った「なにを言ってるんだ!」「いきなりいなくなって、よくだれですかなんか言えるな!」そこへ店員が割って入る「店内であまり大きい声を出さないでください、それに女性の方迷惑そうですよ。」店員に味方をするかのように「ほんとだよ」と彼女は言った。容赦ない言葉に僕は地面に崩れ落ちた。その瞬間、彼女は机をドンっとたたき店を出ていってしまった。

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