第28話 ルドルフ・キルンベルガー

 帝国暦516年5月、ルドルフ討伐軍として行軍している俺たちのところに、特務を与えたカミルが吉報を携えてもどってきた。行軍を止めてカミルからの報告を受ける。


「閣下、ただいま戻りました。オイゲン男爵の身柄は無事に拘束できました」


 カミルはニコニコしながら報告をしてくる。犬であればちぎれんばかりに尻尾を振っている事であろうという様であった。そんなカミルの気持ちを汲んで、その成果を褒める。


「やっぱりカミルに任せて良かった。他の者では中々成功させることは難しいと思っていたんだ」


「このカミル、閣下の命令であれば絶対に遂行いたします!」


「次も期待しているぞ」


「はい!」


 感極まって涙ぐむカミルを見て、ユディットも慈愛に満ちた笑みを向けた。


「カミル、ご苦労様でした。兄をたぶらかし、父の暗殺へと走らせたバルツァー公爵の狗をよくぞ生け捕りにしてくれました」


 そう、カミルに命令したのはバルツァー公爵の間者であるオイゲン男爵の身柄確保だった。男爵といってもルドルフが実権を握ってから爵位を与えられており、領地はまだ持っていなかった。もっとも、彼には領地を貰うつもりはなかっただろう。

 バルツァー公爵の命令でルドルフに接近し、彼をそそのかして侯爵暗殺を成功させたので、あとは侯爵家が滅ぼされる前に公爵の元に逃げ帰るつもりであったのだから。

 しかし、小説での彼の運命は、バルツァー公爵による口封じで幕を閉じるというものであった。公爵領へ帰るための使者と落ち合うつもりで待ち合わせ場所に行ったが、そこで殺されてしまうのだ。これにより作者と読者以外は侯爵暗殺の真犯人がわからなくなってしまう。アドルフもルドルフを暗殺へと走らせたのがオイゲンであることは知らなかった。

 カミルは偽の密書でオイゲンに公爵領への逃走指示を出し、人目につかないところで落ち合う約束で彼を誘い出した。そして、約束の場所で落ち合うと、公爵からの使者を演じてオイゲンをルドルフの勢力圏から連れ出し、そこでオイゲンを拘束したのだ。


「オイゲンをつれてまいれ」


 ユディットの指示でオイゲンがこの場につれてこられた。年のころは30位であろうか。体つきはほっそりしており、戦場で鍛え上げられた肉体には程遠い。ルドルフにはごますりで気に入られて、側近として取り立てられたという情報だった。彼には逃亡できないように、両手両足に鉄製の枷がつけられており、地面に転がされると自分では立ち上がれなかった。

 そんなオイゲンをユディットが睥睨する。


「貴様が兄をたぶらかし、父を弑虐させるに至らせた元凶か」


 ユディットの言葉は氷の矢のようにオイゲンに突き刺さる。オイゲンは死を予感し恐怖に震えた。


「元凶ではございません。私はバルツァー公爵に命じられたまで。元凶というのであれば公爵こそが元凶かと」


 オイゲンは泣きながら必死に言い訳をした。


「本来であれば今すぐに殺して、その首を父に捧げたいところであるが、今言ったことをいつでも口にすることがお前の唯一の存在価値だ。此度の凶行の裏にはバルツァーの暗躍があったと誰の前でも話せ。それを出来ているうちは殺さぬ」


「か、かしこまりました」


 最後は失禁して床を濡らしてしまい、それを兵士が片付けるのをみている時、カミルがユディットに別の証拠も確保したことを伝える。どうやら、予定外にオイゲンを呼びつけたので報告のタイミングを逃してしまっていたようだ。


「家を漁ったら密書まで出てきましたから、殺したとしても証拠はありますよ」


 カミルは家捜しをして密書を入手していた。本来であれば破棄すべきものであるが、オイゲンは保身のために隠し持っていたらしい。見捨てられそうになったらそれを公表するぞと交渉の材料にするつもりだったようだ。これは本人の自白でわかった事であり、小説には書いてなかったことだ。カミルのお手柄で間違いない。


「これを諸侯に大々的に宣伝して、ルドルフの求心力を削ぎましょう」


 カサンドラの案に全員が賛成した。元々その目的でカミルを派遣していたので、犯人と公爵側からの書簡を得た今、ルドルフが暗殺の犯人であることを知らしめることに躊躇はない。

 その宣伝の効果もあって、日に日にこちらに参加する貴族の軍が増えていった。俺の寄り子になると元々言っていた連中がやって来たのに加え、ディートリッヒを支援していた貴族がルドルフから守ってもらうためにすり寄って来たのと、父殺しの大罪でルドルフを見限った貴族たちだ。

 さらに追い打ちとして、ルドルフの支配地域でルドルフが父を暗殺したとのうわさを民衆に流してやった。おかげでルドルフの陣営は急速に兵を失っている。ルドルフは取るに足らない流言飛語だと言っているが、その言葉に説得力はなかった。

 そして、今日もユディットの元に挨拶に来る元キルンベルガー侯爵の側近たち。その一人、白髪の老武将であるアメルハウザー子爵が今ユディットに謁見している。


「お嬢様、お久しぶりです」


「おお、アメルハウザー卿、ディートリッヒ兄上の陣営に参加していたと聞いたが無事であったか」


「はい。ディートリッヒ様を御守りできずに、私だけ生き延びて面目次第もございません」


「いや、兄上が討たれた時には別の戦場にいたと聞いている。卿の責任ではない」


「そう言っていただけると。しかし、こうしてまたルドルフを討つ機会を得ましたので、我が活躍をご覧にいれましょう」


 そう言って忠誠を示すアメルハウザー子爵を鑑定してみたが、武力が71である以外は大したことなかった。忠誠は俺ではなくユディットにささげているので、俺がユディットと離婚したら離れるだろうな。


アメルハウザー子爵 65歳

武力71/A

知力52/B

政治51/B

魅力64/A

健康79/A

忠誠0(+100)


 アメルハウザーを鑑定のために見ていたら、向こうと目が合った。向こうが一礼するとこちらに話しかけてきた。


「伯爵閣下、お初にお目にかかります。いままでお嬢様を御守りいただき感謝の念に堪えません」


「初めまして、アメルハウザー卿。妻にはこちらが助けてもらっていますよ。まあ、昔は酷かったですけどね」


 そういってチラリとユディットを見た。ユディットは過去の自分を思い出して赤面する。


「あの頃は自分というものを知らず、過剰評価をしていた。ユディット、汗顔の至りである」


「あのお嬢様がこうも変わるとは思いませんでした」


 そう言ってアメルハウザーは豪快に笑った。それにつられて俺も笑い出す。


「卿には是非とも妻の過去の話を聞きたい」


「そうですなあ、ではお嬢様が訓練場に来て兵を指揮したいと初めておっしゃったときのことを」


「アメルハウザー卿、次の面会が控えておる。その話はまた今度にせい」


 ユディットは慌ててアメルハウザーを下がらせた。慌てているところをみるとかなり聞かれたくない内容なのだろう。是非とも今度アメルハウザーに聞いてみたい。


 残念な事にめぼしい武将はこのアメルハウザーくらいで、後は能力値が70に到達するような人材はいなかった。

 どう考えても、人材いな過ぎだろう。よくこれで領地経営が出来ていたな。

 有能な人材は見つからなかったが、ルドルフ派に属していた貴族から、ルドルフの情報は入ってきた。侯爵暗殺の真犯人がルドルフである証拠が見つかった件はルドルフ派でも動揺が大きく、ユディットの持っている証拠を確認するべきだとの意見が多数あるとか。

 その証拠にこちらの証拠を積極的に開示する戦略により、ルドルフ派の貴族が続々と我が軍に確認にやってきた。最初はこちらの騙し討ちを警戒して恐る恐るだったが、確認した貴族が騙し討ちにあわずに帰って来たという話が伝わると、我も我もという状況になったのだ。


 俺としてはルドルフ攻略が楽になるのでありがたいが、ユディットはどう考えているのだろうと思い、行軍の途中の休憩でユディットに今の気持ちを確認した。彼女の本心を訊くために、カサンドラすら呼ばずに二人きりである。


「率直に訊くけど、兄を討つ事が辛くはない?」


 俺の問いにユディットは頷いた。


「旦那様は私の気持ちをお見通しのようで。このところ毎晩、夢で見るのは子供の頃のキルンベルガー家の事。父がいて兄たち姉たちがいて、なんの苦労も知らずに過ごしていた頃のことばかりが出てきては、朝を迎えております。ルドルフを討つと号令をかけてみたものの、心の奥底ではあの頃のように戻りたいと思っているのでしょう」


 郷愁にかられるユディットには寂しさが感じられた。


「提案なんだけど、ルドルフは殺さずとも監視をつけて修道院にでも押し込むことも可能なんだけど」


「いや、それでは他の者に示しがつかない。父母を手にかけ、その罪を弟に擦り付けるような大罪を犯しておいて、助命するような事があってはならない。必ず我が手で裁きます」


 決意を語るユディットには悲壮感があったが、彼女の決意に敬意を払い、それ以上の事は提案しないでおいた。


「どうしても辛ければ、その時は言ってほしい。夫婦なのだから」


 そう言うとユディットが笑った。


「血の繋がった兄弟よりも、旦那様の方がよっぽど本当の家族だと改めて認識させられた。辛いときは遠慮なく寄りかからせてもらう」


 休憩の時間も終わりとなり、またそれぞれの定位置へと戻る。

 馬車に戻るとカサンドラがややふくれっ面で話しかけてきた。


「侯爵閣下と二人きりで話されて戻ってきたら、お顔が赤く締まりも無くなりましたが、何か良い事でもございましたか?」


「んー、妻の愛らしい一面を確認できたことかな。二人ともね」


 どうもユディットが最後に俺を頼る態度を見せてくれたことで、顔が緩んでいたようだ。それにやきもちを妬くカサンドラがまた愛おしくなる。

 誰も見ていない馬車の中でカサンドラの唇に軽く口付けをすると、カサンドラは


「私も妻ですから、同じように愛してくださいね」


 と釘を刺してきた。俺は黙って首肯すると馬車の揺れに身をゆだねた。


 そして、確認したいという貴族がその後も続々と訪れ、確認した皆がユディットの傘下に加わると表明したのである。当然ルドルフは証拠の確認を禁止したが、確認に来る貴族がひきもきらないこの状況は、奴の求心力の低下を物語っている。

 キルンベルガーブルグに到着する頃には、こちらの出したルドルフを討つ前に態度を示せという条件もあり、状況が不利と判断したルドルフを支えていた側近までもが彼を見限った。

 縄で縛られたルドルフが我々の前に引き出されたのである。今まで戦場に出るのをかたくなに拒否していたが、キルンベルガーブルグの防衛をするだめの兵士がいないと悟り、バルツァー公爵と戦っている部隊に合流しようとしたのである。だが、側近たちはバルツァー公爵と俺たちを相手に、現在戦闘をしている部隊だけでは勝ち目が無いと判断し、ルドルフを捕縛するに至ったと本人たちの口からきいた。

 転がっているユディットとエルナがルドルフを睥睨する。その視線には軽蔑の念が強く出ていた。


「お久しゅうございます、ご健勝でなによりですね。兄上」


 ユディットに言われてルドルフがが歯ぎしりをする。


「侯爵である俺にこんな仕打ちをしてどうなるかわかっているんだろうな」


 ルドルフが怒りの表情でユディットを睨むが、オイゲンを連れてくると焦りに変わった。

 オイゲンに対してユディットが質問をする。


「オイゲン、お前はルドルフをそそのかし、毒まで用意したようだな」


「はい。暗殺の実行を提言したところ、毒を用意しろと命令されました」


「でたらめだ!そいつが口から出まかせを」


 ルドルフが強い口調で否定したが、ユディットはそばに控える部下に指示を出し、オイゲンが持っていた密書を持ってこさせた。そこには暗殺に使用された毒の入手場所と符丁が載っており、公爵領からの指示でオイゲンがこちらに潜入していた工作員から毒を受け取ったのがわかる。その内容をユディットはオイゲンに聞かせるために、持ってきた者に読み上げさせた。

 ユディットは再びルドルフを睥睨した。


「こうした書面も残っており、口から出まかせというにはいささか無理があるようですが」


 ルドルフはユディットの視線を一顧だにせず、オイゲンの方を睨んでいた。


「貴様、公爵の狗であったか。貴様に踊らされた結果がこれだぞ!」


 そして、ここでやっとオイゲンが公爵の狗であったことに気づいて怒りをあらわにしたことで、ついうっかりオイゲンにそそのかされた事を口にしてしまう。今度はエルナがそれを見逃さずに責めた。


「問うに落ちず語るに落ちるとはこのことだな、兄上。先ほどのでたらめという発言が嘘であったことがはっきりしたではないか」


 それを聞いたルドルフはしまったという顔をした。だがもう遅い。

 ユディットは周囲を囲む諸侯を見回し訊ねた。


「卿らの中で、ルドルフを弁護するものはあるか?」


 しかし、誰もルドルフを弁護しようとはしなかった。ルドルフは泣きながらかつての家臣の名を呼ぶ。


「バルテル、アイスラー、エメリッヒ、リリエンタール。お前等俺の家臣ではなかったのか。何故誰も俺を弁護しようとしない?俺こそが侯爵であり、ここの領主だぞ」


 だが、名前を呼ばれた者達はルドルフから視線をそらすと、ルドルフの言葉には応えなかった。

 そして、ルドルフは最後に一縷の望みをかけてユディットに一騎討ちを申し込む。


「そうだ、ユディット。侯爵の座を賭けて一騎討ちをしようではないか」


 それを聞いたユディットはゆっくりと首を横に振った。


「判断が遅い。このような状況になる前であればそれもあったが、もはや単なる罪人となった者との一騎討ちなどなんの価値も無い」


 ユディットに一騎討ちを断られたルドルフは絶望に打ちひしがれて号泣した。


「この場でこやつの首をはねよ」


 ユディットが指示をすると、エルナに背中を押されてヨーゼフが出てきた。暴れるルドルフを兵士が取り押さえる。それでもなお暴れるルドルフと目が合った。


「義弟殿、義弟殿が妹を説得してはくれまいか」


 そんな俺はルドルフに憐憫の眼差しをくれてやった。


「生憎と私は妻の尻に敷かれてましてね。妻の決めた事には逆らえないのですよ。なあ、ヨーゼフ」


 俺に話を振られると、ヨーゼフがニッコリと笑った。


「ええ。キルンベルガー家の女はみんな恐ろしいですからね。さて、一思いにやりますんで、大人しくしててくだせえ。手元が狂うと痛みが長引きますよ」


「頼む、たの――――」


 それ以上ルドルフが言葉を発することは無かった。頭と胴体が別れてしまったためである。

 それを眺めていたユディットが大きな声で問う。


「父を弑逆し、侯爵を僭称したルドルフは死んだ。この中で私がキルンベルガー侯爵を名乗る事に反対のものはいるか?」


 その問いに真っ先に動いたのはエルナだった。

 ユディットの前に進み出ると、片膝をついてユディットに忠誠を捧げる事を宣言する。


「ユディット様こそが、まごうことなき侯爵家の継承者。我が忠誠を捧げます」


 そこでユディットが間髪を入れず


「うむ。しかし、非才の我が身では領地経営はままならぬゆえ、夫との共同統治としたい。その忠誠、我が夫にも捧げてもらえぬか?」


「承知いたしました。アーベライン伯爵閣下にも、侯爵閣下と変わらぬ忠誠を捧げます」


 これは出来レースだ。元々の侯爵家の家臣を取り込むためには、ユディットへの忠誠を利用しようと考えた。しかし、そのままでは俺が命令をしても言う事を聞かない可能性がある。なので、エルナに真っ先に忠誠を誓わせて、そこでユディットから共同統治の話をさせる。エルナがそれを承認することで、他の連中が異を唱えるのを牽制する狙いだ。

 案の定、エルナがユディットの提言を認めてしまったため、侯爵家の家臣団は皆ユディットと俺に忠誠を誓うと宣言してくれた。まあ、離婚した場合は俺への忠誠はなくなるだろうけど。

 ひととおり忠誠の宣言が終わったところでユディットが思い出しようにオイゲンの方を見た。


「こやつの首も刎ねて、バルツァー公爵へ送り付けよ」


「承知」


 今度はアメルハウザーが前に進み出て、自分の持っていた大剣でオイゲンの首を刎ねた。

 その後は今後の方針として、バルツァー公爵と戦っている部隊への増援を決定しお開きに。その日はキルンベルガー家の居城に泊まることとなった。

 俺に与えられた寝室で寝ようとしていると、ユディットが寝巻姿でやってきた。


「旦那様、今夜だけ褥を共にしていただけないだろうか?」


「いいけど、子供を作るにはまだ早いよ」


「それはいい。今夜は人肌のぬくもりを感じて眠りたい。自分には侯爵という重責は無理かもしれぬ。今日のような事で動揺してしまうとは。あれからもずっと兄上との思い出が頭を駆け巡って、他の事が考えられぬ」


 見ればユディットは小刻みに震えていた。彼女の気持ちを汲み取り、そっと自分の方に抱き寄せる。ユディットは俺よりはるかに背が高いため、抱き寄せてしまうとその顔が見れない。どんな表情でいるのだろうと思っていたら、ユディットは俺の髪の毛に鼻をつけてクンクンと匂いを嗅いだ。


「やはり、旦那様の匂いは落ち着く」


 ユディットに言われて前世の知識がよみがえる。たしか、人の汗の匂いは白血球によるもので、良い匂いと感じるのは白血球の型が遠い、つまり他の病気に強い遺伝子を持っている異性だということ。人間はより病気に強い遺伝子同士を交配させるために、そのような能力を持っているということだ。この世界でもおなじなのだろうか?

 そう考えたら俺もユディットの匂いを嗅ぎたくなり、寝巻の上から胸に顔を埋めて匂いを嗅いでみた。


「俺もユディットの匂いを嗅ぐと落ち着くな」


 結構いい匂いだった。


「言われる立場となると恥ずかしいものですね」


 ユディットは恥ずかしさをまぎらわすためか、俺を抱えてベッドにダイブした。


「今夜は旦那様を抱きかかえて寝てもよいか?」


「勿論」


 その夜は俺はユディットの寝息を聞きながら一睡も出来なかった。

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