第2話

俺は今までのことを全て振り返り終わると改めて目の前の状況を見る

…うん、やっぱり日本だわこれ

強いて言うなら日本の東京だろう。

所々に異世界要素があると言えばあるが日本要素8割、異世界要素2割ぐらいと言ったところか

…転生した実感がないとはいえひとまずは情報収集だ。

移動している人はみんな忙しそうだからなるべく暇そうにしてる人を探すとしよう


移動する人を掻き分けて進み続けること五分ほど、まるで砦のような東京に似合わない石造りの大きな建物が見えてきた

「…いや、ここは東京じゃないんだったな…」

いまだに頭が混乱していることを改めて実感しつつ俺はその砦の近くまで来た

看板には「冒険者組合 王都本部」と書かれていた

お、王都…?

いやいやいやこういうのってそこら辺の田舎に転生して王都に向かう、みたいなやつじゃないのか

王都は最終地点的な何かだと思っていたが

どうか新人いびりがないところでありますようにと祈りながらドアを開けた

ドアを開けてすぐに反応したのは嗅覚。コーヒーのいい匂いが建物に染み付いており建物の中も東京にあるオシャレなカフェのような外観だった

冒険者組合って言うと冒険者という名の荒くれ者が朝からお酒を飲んでいるようなイメージだったが全然違う。確かに鎧をまとっているのは間違いないが凄腕冒険者を思わせる気品を持つものばかりだ

窓口が3つある大きなカウンターにはそれぞれ職員が1人ずつ座っており2つは既に対応している

俺は目立たないようにこっそりカウンターに近づく

「いらっしゃいませ、今日はどうされましたか?」

職員のお姉さんが微笑みながら迎えてくれる。

「すいません、ここって冒険者組合との事ですが冒険者になるにはここで受付すればいいのでしょうか。この国についさっき来たばかりで何も分からなくて…」

俺の言葉にお姉さんは俺の事をじっと見つめる

…なにか言ってはいけないことを言っただろうか

するとお姉さんは突然紙とペンを取りだし何かを書いてこちらに見せてくる

紙には「出身はどちらですか」という文。

そんなの普通に聞けばいいじゃないかと思いつつ俺はその下に日本と書こうとしたが「にほ」のところで止めさせられた

「奥の部屋で対応致します。ついてきてください」

そう小さい声で言い奥の部屋に向かい始めた

困惑しつつもついて行くことにしたが大丈夫だよな…何もされないよな…?

奥には小さくスタッフオンリーと書かれている部屋だった

俺が部屋の中に入ると職員に腰掛けるように言われたので座る

「突然場所を変えてしまって申し訳ございません」

「い、いえ、それでどうしてここに…?」

ギルド職員はどこから話すべきかと悩んだあと口を開いた

「この国にはあなたのように日本人という人種がそれなりのペースで突然現れます」

日本人は人種じゃないですよ、その国の話ですよと言おうとしたが何も言わせてくれない雰囲気だったので黙っておく

「そして決まって日本人の方は先程のあなたのようについ先程来たからこの国について何も分からないと仰ります」

「は、はぁ…」

常套句みたいなものだしな。どのライトノベルもそんなこと言うんじゃないだろうか

「実はこの国に現れた日本人はほとんどの人が突然亡くなってしまうのです。それなりのペースで現れているのにも関わらず私が知っている限り、この国には日本人が3人しかいません」

「…え」

「場所を変えたのも他の人にあなたが日本人ということを知られないため。勝手な行動をお許しください」

「いやいやそんな!俺のために動いてくれた方を責めたりできませんよ!」

頭を下げないでくださいと何度も言うとようやく頭を上げてくれた

「日本人の方を殺害しているのはおそらく魔王軍…魔王の手先でしょう。残虐な死体だけを残して装備や金銭など全てを奪っていくのです。なぜ日本人の方だけを襲うかは不明です。」

…あれ。日本人の装備って転生特典のことか…?

じゃあ結構不味くないか…?

考え込む俺の手をギルド職員が握る

「どうか、日本人ということを隠して生活してくれませんか…!?」

「も、もちろんです!むしろ教えてくれてありがとうございます!」


あの後ひっそりと冒険者の登録を済ませこの世界の一般常識を一通り教えてくれた

モンスターの名前や種類、魔力が濃すぎない初心者向けダンジョン

そして王都の冒険者組合から最も近い拠点にするべき冒険者組合のことも。

王都はどうやってかは不明だが魔王軍がよく監視しているらしくなるべく活動するのはほかの拠点がいいのではとの事。そこで自分を守ってくれるような仲間を作ること。

そして最後に俺は大葉優斗からユト・オリバーという偽名を名乗ることにした

日本人は独特な名前をしているので目立ってしまうからだそう。確かにカタカナが多い異世界で漢字の名前は目立ちそうだ。

俺はここまでお世話になったお姉さんに何度も頭を下げ、貰った地図を見ながら教えてもらった組合に向かうことした。

王都から離れて10分くらいだろうか。コンクリートやビルばかりだった風景から大きく変わり自然もしっかりある風景が見えてきた

そんなのも日本に寄せなくていいのに

「この辺でいいか」

冒険者組合から貰った少額のお金、最低限の食料や水分、マジックアイテムの入ったリュックサックのような鞄を下ろし片手を構える

この国に来てから俺の体内で酸素や血液とは別のなにかが巡っているのが感じられていた

おそらくこれが魔力。頭の中で指示すると体内での循環が活発になる。何となくだが魔力の使い方はわかる。あとは実践あるのみ。

周りに被害があると大変なので最小限の魔力に抑えつつ魔法をつぶやく

「ウォーターメイク」

そうすると俺の指の先に小さいながらも水玉が出現した。

おお…!!これが魔法か…!!!

魔法や必殺技を使う時なぜその名前を言う必要があるのかとか考えていたが口にすることで脳内でのイメージが固定されより確実に使いたい魔法を使うことが出来る。

今はこうやって出力を抑える必要があるから呟いたが確かに全力をぶつける時は叫んだ方が火力も上がりそうだ

魔力の操り方もさすがに特典があるので難なく終わり

ここら辺ではモンスターは滅多に湧かないので実践はまた今度だろう

俺は荷物を拾い上げ次の街へ向かう

次の街の名前はサニアス。王都から最も近い街のため結構人が多いらしい。

俺が目指している組合があるのはサニアスの次のそのまた次の街だ

王都から徒歩で一日半はかかるとの事なので

どっちかの街で組合から貰ったお金で足りる宿を取れたらいいが…

ちなみにサニアスには20分程で着くと聞いているので今は半分くらいの地点なのだろう。

サニアスに着いたら次の街までどれくらいかかるか聞かないとな。その時間によっては今日中に次の街につけるかもしれない

俺はずっと歩いているのに疲れを忘れて周りの景色を楽しんでいた

日本にいた頃は毎日自転車で会社と自宅の往復

事故って死んだ時も出勤の途中だった

しかし今はこうやって景色を楽しんでいる

実は転生初日目から異世界ライフをエンジョイしているのでは無いだろうか

…まぁ日本でやろうと思えばできたことではあるが

そうこうしているうちに気づけばサニアスに着いていた

王都とは違いそこまで東京という訳では無い

どちらかと言うとちょっと田舎ぐらいの感覚だ

やっぱ日本じゃねぇか

とりあえず街の門の近くにいたおじさんに話を聞いてみることに。

次の街までが約1日ほどかかるらしく、モンスターも弱い個体しかいないとはいえ数がそれなりに多く厄介らしい

偶然なことにそのおじさんが明日次の街に物資を荷馬車で送るとのことなのでそれに乗せてもらえることになった

王都の職員のお姉さんといいこのおじさんと言いこの世界は善人しか住んでないのか…?

せっかくなので街を見て回ることにし、教えてもらった観光スポットを寄ってみると大きな像がそこにはあった

どこかで見たことある顔な気がすると思い像に近寄りプレートに掘られた名前を見る

【哀しみの女神 エノ・ロジアー】

書いてある名前にびっくりしていると近くのベンチに座っていたおじいさんが話しかけてきた

「お兄さん、その身なり、旅の者かね」

「えぇ。そうですが」

「最近じゃこの女神像の前で立ち止まる者などおらんくなってしまってのぅ。

もし良かったら、このじじぃの話し相手になってはくれんかの」

観光スポットも残りは全部近場なので付き合うことにした

「知っての通りこの国は4人の女神様が信仰されておってのぅ。喜・怒・哀・楽を司る4人の女神様じゃ。ワシはエノ・ロジアー様を信仰しておるロジアルト教の一員での。一応この国で最も勢力が大きいと言われておるぞ」

おじいさんはほっほっほと笑う

エノは自分のことを天界の者としか言わなかったがやっぱり女神という言葉は良く似合う

冒険者組合で4人の女神については話に出たが名前までは聞いていなかったな

「4人の女神様は4姉妹と伝われておってな。4姉妹はとても仲が良いとも伝われておる。」

日本にいた頃は神とか宗教とかあまりよくわかっていなかったがあんな献身的な女神がいるとわかった今だとこの国の宗教的な話は少し興味を持ってしまっておりおじいさんとは外が暗くなり始めたくらいまで話していた

最初に話したおじさんからそこそこ早い時間だから早めに寝た方がいいということとこの街に来た時にくぐった門とは反対位置にある門の前で待つと伝えられている。

食料はあるので寝泊まりするだけだが格安の宿を借りて早めに就寝する。

異世界ライフ1日目。収穫はこの世界の一般常識。

スタートダッシュは悪くないんじゃないだろうか


次の日の朝、時間通りに昨日行った門の反対側に行くとおじさんが剣をたずさえた男と話していた

話には聞いている。たしか護衛の冒険者だ。

モンスターは道行く人を襲う習性があるがあくまで自分が勝てると思った相手だけしか襲わない。

俺みたいに荷馬車に乗せてもらい次の街に行く人は割といるそうでそういった人たちは魔法も剣も使えない人達だから荷物もついでに護衛してくれる人が必要とのことだ。

さすがに知能の低い弱いモンスターも人間が複数いる中襲いかかることもないらしい

俺はおじさんに軽く会釈すると向こうも笑って手を振ってくれた

商人との事なので愛想がいいのは当然か

馬車に乗り込むと既に先客は何人もいた

女の子を連れているお母さんやおじいさんおばあさんの老夫婦など。

異世界っぽいイベントなのにどうしてかバスを乗っている時の感覚になる

俺は適当な場所に座り外を眺めることにした

少し時間が経つとチリンチリンとベルの音が鳴る

出発の合図だ

少し大きめの揺れがあってから細かいリズムで揺れ始め、景色が動き始める

スピードは最初はゆっくりだったが馬2頭が引っ張っているため結構早く外の景色も素早く移り変わる

俺はそんな景色を眺めながら朝が早かったということもありうとうとし始め、ついには眠ってしまった


さすがに荷馬車で移動中眠るのは襲われるフラグだろうと思っていたが本当に何も無かったようだ

強いて言えば雨が降りそうとの事

あと聞いてみたら俺は3時間ほど眠ってしまっていたらしい

なんというかずっと順調すぎる

いや、順調に越したことはないが。

物語なら絶対なんかしらのアクシデントがあったりする。俺は主人公じゃないって言われた気分だ

中途半端に眠ってしまったため目も覚めてしまったし引き続き外の風景を眺めることにした

途中乗り合わせていた老夫婦からお菓子を貰ったり女の子がじっとこっちを見てきたので手を振ったらぷいっと顔を背けられたり。

日本と何も代わり映えのない時間を過ごしていた

…しかしアクシデントは発生するものだった

荷馬車が突然止まる。馬の高い鳴き声が荷馬車にまで聞こえてくるほど響き渡った

何かあったのかと思っていると前方から商人のおじさんがやってきた

「すいません、現在盗賊団がバリケードを貼っておりまして。周りがモンスターが沢山いる森になっててですね。唯一の通路を塞がれてしまいました。現在護衛の冒険者の方に交渉してもらっています。

しかし万が一がありますのでこの中に冒険者の方がいればご協力願えませんでしょうか」

黙っておくことにするか悩んだがどちらにせよ実戦経験は必須だしもしかしたら戦わずに終わる可能性もあるのでおじさんと一緒に外に出る

モンスターがいる森に囲われている唯一の通路を塞ぐのはわかる。通行人は間違いなくそこを通るからだ。しかしそれだと自分たちがモンスターと戦わなければいけない羽目にならないだろうか。

そう考えるも盗賊団らしき軍団の中に1人ごつい体のリーダー格の男が奥にいるのが目に入った

なるほど。明らかに強そうだからモンスターに襲われる心配もないのか。

襲われてもやり返せそうなくらい強そうだし

今朝おじさんと話していた剣を持ってる男と盗賊団が対峙している

「だから、俺らは有り金全部置いてけば通してやるっつってんだろ!!」

「俺の金だけで許せと言っている。これでも名のある冒険者だ。お前たちが満足する額はあるはずだ」

なるほどなるほど。

そういえば職員のお姉さんから効率よくお金を稼ぐなら荷馬車や貴族の護衛をした方がいいと聞いた。

単純に金払いがいいからだろう。

確かに纏っている鎧や剣なんかも素人目線の俺でもいいものだとわかるくらいだ

どっちも引かない状態が数分続き痺れを切らしたのかリーダー格の音が後ろから仲間を押しのけ前に出る

「さっきから名のある冒険者って言ってるがお前、名は?」

「アリュー、アリュー・ボレアス」

冒険者の答えに盗賊団がざわつき始める

本当に有名な冒険者なんだ。確かに名前がもう強そうだもんな

名前を聞いただけでたじろいだがリーダーの男だけは面白そうににやりと笑った

「アリュー…あぁ、知ってるぞ。貴族の犬になったあのアリューだろ?」

「なんとでも言え。」

アリューは挑発的な態度をものともせず変わらない姿勢を貫いた

「雑魚相手も飽きてきたところだ。手合わせ願おうじゃねぇの」

「それは構わない。ならば仕方ないか。」

アリューは剣を抜き構える。

そしてリーダーの男が小剣を構えると同時に他の盗賊団が一斉にアリューに飛び掛かる

アリューを守るかのように他の護衛の冒険者たちが前に立つが数人はリーダー格の男に吹き飛ばされる

アリューは小剣を何とか受け止めカウンターの蹴りを入れる

しかしリーダーの男はそれを難なくバク転でかわし空いた距離を一瞬で詰めてまたアリューに襲いかかる

すごい攻防を目の前にしながら俺は魔法の詠唱を終える。

ここならさすがに少しは魔力を込めていいだろう。

そう判断し盗賊団に向けて手を構える

「ブラストウィンドっっっ!!!」


そのあと特には何も起こらず俺や他の客は街の手前で荷馬車を降りた。

商人おじさんが街の中に入る前に荷馬車の中を点検してもらう為だ。時間がかかるため客は先に降ろすのだろう。

凝り固まってしまった体を伸ばしながら街に入ろうとしたところをアリューに呼び止められた

近くで立ってみるとアリューの背の高さにビビる

俺は170くらいだからこいつは180くらいだろうか?

「盗賊団の一件の時は世話になった。礼を言おう」

「気にすることないって。あんた1人だとさすがにあの人数は危ないだろ」

俺が放った風魔法は少し魔力を込めたせいかそれなりの火力になり盗賊団たちを吹き飛ばした

…ついでにバリケードも

女神から授かった力だしこんな序盤の相手に手こずるわけもなかった。

「サニアスからこの街に来たということはこの街の次の街のギルドに行くのだろう。俺も元々そこを拠点としていた。もし何かあれば俺の知り合いを頼るといい。」

アリューから数人の名前と住所の書いてあるメモを渡された

「ありがとう。助かるよ」

「あと、良ければ君の名前を教えてくれないか。もしまた王都付近に来た時にでもまた会おう」

「俺は優…じゃなくてユト、ユト・オリバー。次は冒険者仲間としてでも会おうぜ」

「そうだな。ではユト、俺たちはこの辺で」

アリューはそういうと何人かの冒険者たちを引き連れ荷馬車の方に戻って行った

この街から次の街までは1時間弱で着くとのことなので街を一通り見てから向かうことに。


この街の名前はアルフ。王都から約1日かかる距離離れているため王都のような都会みたいなのは一切ない

…いや、日本の田舎要素は抜け切れていないが

近くに森や山があるため基本的な食事は狩り。

どうやらこの世界にも食用の豚や牛(のようなモンスター)がおり、日本と違うのはそれが野生として生息していることだ。

聞いた話だと最近は貴族が家畜を育てのが流行り始めているとも聞いているが。

まぁたしかにいちいち狩りをするなら自分の領土で育てた方が手っ取り早いのはよくわかる。

生態系を壊さないようにと冒険者ギルドから強く言われるらしい。

アリューや商人のおじさんからは客として乗っているが盗賊団を一掃したからとかなりの額のお金をいただいた。

(ちなみにこの世界の単価はエン。円ではなくエン。この世界で最も信仰されているエノの名前から取られているらしい。1エンはそのまま1円と同じ価値なのでもうほぼ日本と変わらない。)

ギルドから貰ったお金も足すと結構な額になるのでこの世界に来て初めての肉料理を食べることにした

注文したのはステーキ。焼いた肉に塩をかけるだけというシンプルな調理方法だが初めて肉を食べるならこれくらいがちょうどいいと思ったのだ。

しかし食べてみたらなんというか…日本で食べたステーキと対して変わらない、というより焼き具合が若干雑。

日本にいた時いい暮らしをしていたから舌が肥えてる訳では無い。なんなら外食も滅多にしない家庭だったのだが…いやもちろん母さんの手料理を悪く言っているつもりもない。

言い方が酷いが一言で表すなら日本の下位互換に尽きる

美味しいと言えば美味しい

…そういえばさりげなくこの世界も塩があるんだな。前に来た日本人が広めてたりするのだろうか。

俺はステーキを全て食べ追えると店を後にした


街の観光スポットを一通りみて周り、街を出て目的地である次の街を目指すことに。

次の街の名前はサーリラ

職員のお姉さんから大まかな説明は聞いている。

この国では最も大きい街で人が多く集まるため冒険者組合にかなり力を入れられているらしい。

基本的に初心者から中級者の冒険者はサーリラの街で鍛えてベテラン冒険者になれば王都に出向く。

ほとんどの冒険者の流れはだいたいそうなっているらしい。

…じゃあなぜ俺が転生した時にいた場所は王都なのだろうか?

どれだけ考えてもそれの答えは思いつかなかった

とりあえずサーリラを拠点として仲間を集める必要がある。何人くらいがいいだろうか。

冒険者になった後について思いを馳せていると気づけば目的地、サーリラが見えてきた

街に着いたらもう遅い時間だし宿を取って明日から仲間を探すとしようか。

異世界ライフ2日目。拠点となる街に到着。

昨日から引き続き順調なスタートだな!

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ここって本当に異世界なんですよね? @harukaranatu

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