好きなことを胸を張って好きだと言うことの大切さを教えてくれる作品だと思います。私はクラシカルロリータというものがなんなのか知らなかったのですが、その点は全然問題なく楽しむことができました。二人の続きの物語が見たいような気もしますが、素敵な終わり方だったので、ここでキリ良く終わるのが綺麗な気もして、なんだか複雑です。素敵な話を読ませていただき、ありがとうございました。
やれるならやっておくことは良い。特に趣味はいろいろな理由でどのみちいずれ楽しみ方が変わる。できなくなる。わけではないけど、楽しみ方が変わる。そのときに悔いがあるのはよくない。色々やってきたけど思えばやり残しの多い悔いのある人生でした。大変よろしいと思いますよ。
アリアの正体にびっくりしましたが、周囲にどう思われるか気にするよりも、好きなものを好きって堂々と楽しめるっていいなと思いました。それにその趣味を理解してくれる仲間がいるともっと楽しいはずです。主人公のワクワクする気持ちが読んでいて伝わってきました。ただでさえ、理解してもらいがたい趣味を共有していれば、そこから恋が生まれるかななんて最後は予感というか、勝手な希望を持ちました。