自ら日陰を選ぶ生もある

生まれつき価値観が破綻してしまっていた少女視点で語られる、悪の流儀を描いたローファンタジー作品です。

虐待を理由に母を殺めた主人公は、悪びれもしないその精神性を買われ、魔王軍にスカウトされます。

そこから行われるのは悪逆非道の限り。正義を挫き悪を成す。破綻した論理で願うのは、少しでも友達が増えますように。

残忍性が加速していく世界の中で、主人公はどこまでの悪となるのか。

ぜひ読んでみてください。

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