シーン♯02 「ロッキー1」

※写真は作者の「近況ノート」に添付してあります。

 下記のURLをクリックいただけると移動できます。

【近況ノート】


https://kakuyomu.jp/users/0035toto/news/16818093075875826116


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第1話 色々ありすぎて・・・


何から書こうかと。

迷うほどに面白かったです。


まずは、ストーリー。

社会の底辺にくすぶる場末のボクサーが主人公です。


時代は1975年。

今から50年前です。


もう、そんなに。

僕の青春時代が半世紀前だなんて。


感慨深く映画を観ました。


あの頃のアメリカの大都会ですけど。

主人公の住む下町は日本の浅草みたいで。

「明日のジョー」のイメージに似ていました。


とにかく、皆がまずしくて。

ヒロインのエイドリアンもペットショップの定員です。


主人公のロッキーは30歳。

ランクも低い本当に場末のボクサーです。


ヤクザの集金取り立てで何とか生活費を稼いでいました。

やさぐれた友達の妹のエイドリアンに惚れていましたが意外とシャイな始まりです。


何と。

眼鏡っ子なのです。


あの頃のアメリカも。

シャイでブスな描写は眼鏡だったのですね。


ラストシーンのベレー帽の彼女は。

とてもキュートですけど、演出が日本的で驚きました。


ロッキーもシリーズ化して何本もありますが。

やはり一作目がアカデミー賞も受賞したくらいでクォリティが高いです。


シルベスター・スタローンも若いですしね。(笑)


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第2話 リアルですよね


下町の暮らしがリアルに描写されています。


夜中にたむろする若者達とか。

12歳の少女がタバコを吸っていたりとか。


ロッキーのセコンドをする老人も最初は冷たかったです。

素質があるのに努力しない主人公に失望している設定ですが。

二人が仲直りするシーンも迫力がありました。


見逃せないのが。

トレーニングの描写です。


朝の4時に目覚ましが鳴って。

ロッキーがベッドから起き上がります。

Tシャツにブリーフパンツが中々です。(笑)


そして。

有名なシーン。


白い息を吐きながら。(寒いので)

生卵を四つ、コップに入れて。

一気に飲み込むのです。


若い方にはイマイチかもしれませんが。

昔は卵さえ食えば栄養がとれると思われていたのです。


その後に。

暗闇の街をジョギングするのです。


試合直前では朝日になって。

有名な両手を上げるテーマソングのシーンになります。


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第3話 敵役がいいです


チャンピオンのアポロ。

メチャメチャ、良いです。


演技も上手だし。

何より、左ジャブが素早くてリアルに強いなと思いました。


リングに登場するコスチュームも奇抜でした。

アメリカ国旗をベースにするのはこの映画が最初だったのですかね?


無敵のチャンプが対戦相手がいなくて話題つくりに無名のボクサーを指名する。

脚本もシルベスター・スタローンだったと記憶していますが何て、キャッチーなストーリーなのでしょうか。


判定で負けるのも素晴らしい演出ですよね。

勝つよりもリアルで、最後に恋人の名前を呼ぶシーンが。


本当に。

感動しました。


「エイドリアーン!」


皆様も。

是非、観てください。



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オールドシネマ・パラダイス 進藤 進 @0035toto

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