第3話 *主人公視点外 Sランク男冒険者1
いきなりミミアの顔色が悪くなった。
「大丈夫か?」
「うん」
「なら良いが」
そう言いながらも全然フォークが進んでいない。ミミアの大好きなオーク肉が全然減らない。
ダイエット中か?
「おいテメェらどっちに賭ける?」
「そりゃ、盾国だろ」
「そうだそうだ!!」
「盾国の圧勝で、青年の財布抜き取られるに10万円!!」
「親父!盾国が圧勝するに決まってんだろ!!1人だぞあいつ。て事で盾国に5万」
「だれかあいつに賭けねぇのか?これじゃ賭けにならねぇじゃねぇか」
賭けが始まったみたいだ。
俺は思い切ってかけられていない方に100万賭けるか。
「親父、賭け内容は?」
「盾国対さっきのサングラスの青年の闘いだってさ。」
「フィールドは?」
「ジャングル」
「盾国の人数は?」
「フルパ」
「今の状況は?」
「青年には誰も賭けていない」
「よぉーし、100万青年に!!」
「よっ!!」
「さすがSランク!!」
「できる男は違うな!!」
「おい!そろそろ始まるぞ!!」
盾国と青年が転送装置の前に立つ。
皆各々のタブレットで観ている。
「おい!生き恥、俺は負けたら100万賭けてやるよ。てめぇは何を賭けるんだ?命か??」
「「「「「ギャハハハハハ」」」」」
「俺が賭けるもん?負けないから賭けないでいいかな。」
「は?」
「てめぇ何言ってんだ?」
「あーわかったわかった命賭ける。命賭ける」
すごい根性だな。あの青年。盾国のパーティを知らないのか?よくあんな態度だな流石に俺1人でも両手が必要だぞ?
「まぁあれだ、俺が勝っても100万もいらないから大丈夫。」
「あ?舐めてんのか!!」
「絶対に殺す!!」
「お前は冒険者の怖さを知らないんだな。わかるぜ厨二病野郎」
「ほら、あれだ。弱い者いじめってのはよくないからな。多数に無勢で悪かったな」
「お前意味知らねぇだろ。その言葉はお前を指すんだよ」
「「「「「ギャハハハハハ」」」」」
お前らはよ転送されろや。
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