このエピソードを読む
2024年6月30日 09:55
大和田よつあしさまこんにちは。こんなふうに短歌談義ができる仲間って良いです。肩肘張りすぎず、でも真剣に話を聞いてくれるのがまた嬉しいですね。雲助さんにとって短歌とは「伝えたい感情の表現」、短歌の面白くて難しいのは、そこに音の要素が色濃く加わってくることかなと思っています。音韻とリズムって重要ですよね。その観点から見ると、雲助さんの添削例は「は」の音の重なりが強くなりすぎて、個人的にはちょっと気になります。
作者からの返信
確かに難しい問題です。仰るとおり、「は」「で」「は」と強い音が重なることで、音韻の違和感を感じます。ツグミンの意図は悲しい気持ちで五月を過ごしています。やわらかく愛した日々が雨の中の囀りのようです。となれば、「愛した日々」の後に続く「の」は何に係るかです。短歌表現としての「の」であったとしても、意図がぼやけてしまうと判断しました。雲助の添削の「は」は、意図を明確にする為のものです。音韻の問題ならば、そもそも上句が強すぎるのです。ここに手を入れることも考えましたが、小説としてのテンポが悪くなるのと、それ以上に良い言葉が見つかりませんでした。説得力が不足して申し訳ないです。
大和田よつあしさま
こんにちは。
こんなふうに短歌談義ができる仲間って良いです。肩肘張りすぎず、でも真剣に話を聞いてくれるのがまた嬉しいですね。
雲助さんにとって短歌とは「伝えたい感情の表現」、短歌の面白くて難しいのは、そこに音の要素が色濃く加わってくることかなと思っています。音韻とリズムって重要ですよね。その観点から見ると、雲助さんの添削例は「は」の音の重なりが強くなりすぎて、個人的にはちょっと気になります。
作者からの返信
確かに難しい問題です。
仰るとおり、「は」「で」「は」と強い音が重なることで、音韻の違和感を感じます。
ツグミンの意図は悲しい気持ちで五月を過ごしています。やわらかく愛した日々が雨の中の囀りのようです。
となれば、「愛した日々」の後に続く「の」は何に係るかです。
短歌表現としての「の」であったとしても、意図がぼやけてしまうと判断しました。
雲助の添削の「は」は、意図を明確にする為のものです。
音韻の問題ならば、そもそも上句が強すぎるのです。ここに手を入れることも考えましたが、小説としてのテンポが悪くなるのと、それ以上に良い言葉が見つかりませんでした。
説得力が不足して申し訳ないです。