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 君が花の入った小袋を渡すと、大神官ナターシャは中身をあらため、静かに頷いた。

「強い命の魔力を感じる‥‥こんな物がそうそう有る筈もない。これが命華草ライフグラス‥‥確かに受け取りました」

 周囲の神官がどよめき、互いに顔を見合わせる。

 先ほど報酬の話をした神官が君に頭を下げた。

「あなたこそ聖なる勇者だ。我ら、治療の薬を造る技術は魔術師連中にさえ優る事はあっても劣る事はない。さっそく調合にとりかかり、聖なる木を蘇らせます」


・【フラグNo.18】の値が10以上なら、その値に492を加えた項目へ進め。


 そうでなければ、君はこの街の聖堂騎士として取り立ててもらえる。神職につき、難儀している人々のために働く生活を送りたいと思うなら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075712312789


 あえて断り、このまま放浪の旅を続けたいなら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076927677993

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