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・【フラグNo.2】【フラグNo.4】【フラグNo.5】のどれか1つでも1以上なら、君はここで命華草ライフグラスを売り渡す事はできない。街へ戻ること。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075656717583


 そうでなければ、君はこの街で命華草ライフグラスを売り渡す事ができる。

 この国で買い取ってくれるのは魔法学の学院長だ。

 街の中央塔で、アカデミックハットとローブを纏った青年――見かけは、の話だが――が君を丁寧に出迎えてくれる。

(挿絵)

https://kakuyomu.jp/users/matutomoken/news/16818093077630726658


・【フラグNo.3】が1以上なら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075693741414


 そうでなければラファエロと名乗る学院長は興味津々きょうみしんしんといった様子で君との商談に応じた。


雷王樹海らいおうじゅかいから命華草ライフグラスを探し出すとは‥‥あなたの情報は多少存じておりましたが、我々の予想以上の方々のようですね。あなたのお察しの通り、我々はあの貴重な秘宝が欲しいと思っています」

 彼は切りだす。

「あの生命の薬草があれば、今ちまたで流通している治療の霊薬を数段上回る物を造る事ができるでしょう。もしかしたら――死者を蘇生させる物さえ。我々に命華草ライフグラスを譲ってくだされば、新たに生まれる霊薬や回復の魔術道具による利益を毎年1%‥‥それらを輸送する商隊の護衛に必ず貴方達を雇い、護衛料は別に支払う事も約束しましょう」


 なんと未来に渡っての定期の取引が報酬である。

 今まで数々の冒険を成功させてきた君だが、こんな支払い方を申し出る者は無かった。


・この話が気に入らなければ街へ戻ること。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075656717583


・学院長に命華草ライフグラスを渡すなら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075693741414

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