じゃがりこが好きだ

じゃがりこが好きだ

私は甘い物が好きだ

クッキー、マシュマロ、チョコレート、アイスにはちみつ、角砂糖…

私の体は砂糖で作られてる、これらがないと生きて行けない

ただ、そんな砂糖が好きな私がこれらと同じくらい好きな物がある

じゃがりこだ

いつから好きか、それすらも分からないくらいじゃがりこが好きだ

家まであと10分ほどのスーパーで衝動的に購入し、家に着く前に食べ切るほどじゃがりこが好きだ

祖母の家へ行く度、私たち兄弟が喧嘩をしないようにひとつづつ買ってくれたじゃがりこ

それでも相手から奪い取りたいくらい好きなじゃがりこ

なぜ私はここまでじゃがりこが好きなのかをはじめて考えた

まずあの食感だろう

噛むとガリっとしっかりしているのに、中が空洞のため軽さもある

あの食感はほかのお菓子では中々出会えない

そして味

メインの味が3種類(最近行ったスーパーではたらこバター味があり4種類)これが絶妙すぎる

迷うけれど、迷いすぎず、全ての味が食べたくても買い切りやすい種類

名称に乗っとった味

チーズはしっかりとチーズが練り込まれていて、じゃがバターはバターのじゅんわり感を味わうことができる

たらこバターは奥にバターを感じながら顔を出してくるたらこを味わう

そしてなんと言ってもサラダ、全ての罪悪感を消してくれるサラダ

じゃがりこはじゃがいもからできているし、サラダって書いてあるからこれは野菜なんだ！という意味の分からない理論を発揮することのできる素晴らしきサラダ

ダイエット中でも、きっとこれなら食べていい(ダメです)

次はパッケージ

手のひらに収まるカップ

破れたり穴が空いたりしない強度

工夫が凝らされているバーコード

企業努力である

じゃがりこが好きだ

あの小さなカップの中にたくさんの幸せが詰まっている

だから、小さくしないで欲しい

確実に私が小さい頃食べていたじゃがりこより小さくなっている

あの頃は家族と分け合って食べれていたのに

今となっては1人、隠しながら食べ、気がついたらあと2本…

辛すぎる

こんなことを書きながら、本日衝動的に買ってしまったじゃがりこの罪悪感を軽くしていく

私はじゃがりこが好きだ