⑱ 幸せで・・・

「ゴワス(笑)」


※※※※※※※※※※※※※※※


最終話 御飯でゴワス!

だみ声が山あいの畑に響いた。


振り返ると。

ギョロ目の大男が手を振っている。


「あぁ・・・」

縮れた口髭を揺らして利通は微笑んだ。


豆だらけの鍬を握る手で額の汗を拭いて。

幸せそうに声を返すのだった。


「今、いくでゴワスッ・・・」

そして、愛する人と肩を並べて家路に向かうのでした。


「今日の夕飯は・・・?」

利通が尋ねる顔を隆盛はジッと見つめていた。


「ウナギで、ごわす・・・」

隠しきれずに言ってしまったという表情で。


「本当?やったぁ・・・」

無邪気な笑顔にホッとした。


「ウナギは美味いでゴワスからねぇ・・・」

繋いだ手をギュッとする。


幸せそうな二人の笑顔が。

夕日に照らされて。


とても。

嬉しく思うのでした。


※※※※※※※※※※※※※※※


あとがき


はい。

終わりました。


多分。

誰も読んではいないのでしょうけども。(笑)


僕的には。

結構、頑張ったなぁと。


おふざけで書き始めましたけど。

意外と、いや、かなり、勉強になりました。


僕は文章を書くことに。

本気で惹かれ始めています。


残り少ない人生ですが。


自分でも納得いく。

小説やエッセイを綴っていきたいなと思うのです。


最後まで御読みいただき。

誠にありがとうございました。


ではでは。

おやすみなさい。


良い夢を。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ゴワスの恋 進藤 進 @0035toto

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ