捨てられないもの、それは想い出。そこから、作者さまの恋愛観に話は発展します。そうだよね、と、拝読していて、ちょっと切なくなりました。気軽に読めますので、ぜひ、ご一読を!
もう使えないのに捨てられない。そこにあの時のあなたがいるから。そこにあの時の私がいるから。想い出は薄れていくから、消えないように取っておく。たとえ使わなくても。時々、心の中から取り出してそっと触れてみる。そしてまた蓋をする。こうやって歳を重ねていく。