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遅ればせながら拝読しました。
読んでいて、二人とも中途半端な気がしました。
母親との縁を断ち切りきれないいちかと、いちかと繋がりきれない母親みたいな。
本当に縁を切りたいなら電話にも出ないだろうし、荷物も受取拒否しようと思えばできるはずですから。一方、母親も一ヶ月に一度荷物を送ろうと思えば送れるでしょうに、記念日に送る程度。
個人的には、この中途半端さにモヤモヤしました。しかし、中途半端さがむしろリアルに感じられ、とても良かったと思います。
>飲んでも変わらないし、一緒にいて安心できる。
この一文、母親かもしくは父親とかが酒を飲んだら変わるタイプだったのでしょうか。ちょっとした文章から、主人公の過去がうががえて素敵です。
方角は北北西くらいに感じました。主人公は最後、前を向いている気がしたので。
作者からの返信
コメントを拝読し、もやもや感の正体はそこか! と思いました。
なるほどです。中途半端ですよね。
はい、父親がお酒を飲んで変わるタイプという設定でした。
北北西ですか。今回、西を感じてくれている方が多いです。
コメント、ありがとうございました!
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初読時から鬱陶しい親だなあ……とは感じていましたが、再読してみて「思えば、こんなに落ち着いた年末年始を過ごしたのは、物心ついて以来初めてだ。」との一文に気付きました。
鬱陶しい親、という以上に、いろいろ悪影響をもたらしてきた親なんだろうな……と察せられる感じがします。
個人的に、この手の腹立たしい親といまだに同居せざるを得ない事情があり、本作を完全にフィクションと捉えるのがちょっと難しいのですが……個人的なリアル事情を色濃く想起させてくるほどに、親関連の描写はリアリティがあったように思います。
方角としては北西でしょうか……北的なわかりやすさはありつつも、すっきりとオチがつく親切なストーリーラインは薄いように思え、かつ西的な生っぽい感情が強くある気がしましたので。
作者からの返信
再読していただきありがとうございました。
気付いていただいたの、大事な一文で、察していただいた通りです。
腹立たしい親御さんと同居中でしたか…お疲れさまです…。
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食べることはできなくても、飾ることはできなくても、
航くんとのコミュニケーションには役立ってるよねー……
などと考えてしまいました。
私は主人公のいちかちゃんサイドの人間ですw
そうそう、登場人物の心理描写が抑えめだなと思いました。
故意にでしょうか。
そこがかえって読み手の心をつかんでいる気がします。
すごいなぁ。見習いたいです。
何だかとても勉強させていただけた気がします。
ありがとうございました。
作者からの返信
いちかサイドでしたか。
心理描写は私、いつも控えめかもしれませんが、今回特に少なかったかも。おめり毒親を持った不幸をぐいぐい出したくなくて、こうなったかしら。何となくこうなりました。
それで読み手の意見が別れたかもですね。
コメント、ありがとうございました!
編集済
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こんばんは。
実は何度か読ませて頂いていて、
たくさん感情が動いていました。
オレンジ11さんは毒親を書いているのに、変なコメントしてもな、と思ったりして、
応援を押さずに、作品&コメント欄を読ませて頂いていたのです。
でも、コメントが増えたり、別の自主企画の方のエッセイ? を読ませて頂いたりして、書こうかなと思いました。
このお母さんって、田舎で暮らすわたしにとっては、
普通の田舎の人ではないのかな? と思うのです。
わたしの周りの人はそういう人が多いと言いますか、
いるなー、分かるなーと思うのです。
そして、娘さんのいちかは、冷たいように思うのです。
わたしの親戚は東京に住んでいますが、東京暮らしの伯母たちも、東京育ちの従姉妹も、
田舎に住んでいる祖母(わたしと従姉妹たちの祖母。伯母たちの母)にも、とても優しかったですし、
そういうのを見て育っているので(わたしは祖母が嫌いでしたが、それでも優しくしていました。言葉も行動もできるだけ)、
いちかは冷たい人だな、その彼氏も
と思い、辛い気持ちになってしまったのです。
というか、娘が母親を悪く言ったり、ケンカをするのは自然なことと言いますか、
家族なのだから、本音で言い合えばよいと思うのです。
違う人間なので、分かり合えないことはあると思いますが(電話だとよけいに気持ちが伝わりにくい気がします。おまけに、過去のことって、母親は忘れていたりしますしね)、
言いたいことがあるなら、言ってよいと思うのです。
でも、他人である彼氏が、
>「俺がかわりに捨ててもいいけど――どうする?」
と言うのは違うなぁと思ったり。
関係ないよね? って思ったりしました。
あと。
>いちかへ。
あなたが好きだったかまぼこを送ります。
それと、お年玉。何か好きな物でも買ってください。
母より。
って、お母さん、年末年始、一人だったの?
それなのにお金を出して、いろいろ送るなんて母の愛がすごいのだけれど。
伝わらなかったみたいね。
と、切ない気持ちになりました。
お母さんをそばで支えてくれる人はいるのか、
普通に心配になります。
だいぶ気持ちが落ちついた今、浮かぶのはこれぐらいです。
作者からの返信
何度か読んでいただいたことと、コメントをいただいたこと、とても嬉しく思います。また、落ち着かない気持ちにさせてすみません。
(書いてありませんが)母親は、お正月、夫といちかの弟妹と過ごした、という設定です。一人ではなかったんですよ。煙草の匂いの主が父親です。
母親は、一緒に暮らしているときにいちかに優しくすれば良かったのですが、冷たかったので(これも詳細に書いてありません)、いちかの気持ちは離れ、現在はすれ違っているようです。
母親の行動は、エゴなのか愛情なのか、読み手によって異なっています。この点、私の筆力不足やミスリードでないといいなあと思っています。
コメント、ありがとうございました!
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いやいや。
普通、親元から何か送られてきたら嬉しいはずなんだけど。
どうしてこうなっちゃったんですかね。
母娘の歪な関係が、送られてくる荷物の内容とその扱いで上手く表現されてますね。
このままでいいのか?
和解への糸口は???
一見、主人公に寄り添っている感じの彼氏さんも、視点を変えると無責任だしねえ。
こういうのも人生なんですよというお話って事でしょうか。
色々考えてしまいます。
方角は北西だと思います。
よくわかっていませんが、何となく。
真北ではないし真西でもないという理由です。
感想は以上です。
作者からの返信
どうしてこうなったかというと、下記なのです。
>いちかは小遣いをもらったことがなかった。かといって、母親に必要なものを伝えれば快く買ってくれるというわけではなく、大学生になってアルバイトを始めるまではいつも、惨めな気持ちを抱いてきた。もっともそのことに気付いたのは東京で一人暮らしを始めてしばらく経ってからで、当時は、自分の置かれた状況や気持ちを言語化できていなかったのだが。
いちかとしては、何で今さら......感が強い母親からの荷物です。
本当に必要なものを必要なときに与えられていたら、この作品のようにはならなかったのではと思います。
和解があるとすればおそらく母親が変わったとき、あるいは娘の気持ちに気付いた時だと思いますが、結局は娘の気持ちに気づけないかもしれません。
北西ですか、西の入る方が多いですね。コメント、ありがとうございました!
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すごく色々と想像できる作品で楽しめました!
他のコメントの方は毒親みたいな感じが多いのですが、私は少しずれただけの良いお母さんだなと思っていたので主人公の対応がツラ(´;ω;`)
あと、お母さんが認知症の可能性まで考えてしまって、せめて年末年始くらい帰ってあげてー(>_<) 安否確認して(>_<) とめちゃくちゃ感情を揺さぶられました。
作者からの返信
楽しんでいただけてよかったです! タカナシさんはお母さん派でしたか。私は毒親の話を書いたつもりが、感想は分かれまして、これはこれで良かった、と思っています。
>せめて年末年始くらい帰ってあげてー(>_<) 安否確認して(>_<) とめちゃくちゃ感情を揺さぶられました。
笑。
コメント、ありがとうございました!
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オレンジ11様
さっそく読ませていただきました。
いろいろな読み方ができそうな作品だな、と思いました。お母様の少し常識にはずれた感覚が、ある人には笑って済まされるでしょうし、長い付き合いがあり見つめてきた主人公にとっては、過去も含めての刺し傷となるような迷惑行為だと感じました。
いくつかの送り主の違う宅急便で綴られていく物語がすごく印象的ですし、「親切」「思いやり」の色合いの違いがくっきり浮かびあがり、深く考えさせられました。
作者からの返信
崇期さま、早速ありがとうございます!
図らずも色々な読み方をされており、創作っておもしろいなあと思っているところです。
>長い付き合いがあり見つめてきた主人公にとっては、過去も含めての刺し傷となるような迷惑行為
そうなんですよね…。
>いくつかの送り主の違う宅急便で綴られていく物語がすごく印象的ですし、「親切」「思いやり」の色合いの違いがくっきり浮かびあがり、深く考えさせられました。
そうおっしゃっていただけると、とても嬉しいです。
読んでいただき、コメントまでありがとうございました。
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こんにちは、天川賞からやってきました。すごくざらざらした母子像が贈り物だけから想像できてすごくよかったです!!
お母さんの中ではいつまでもいちかは「小さな娘」のままで、なりふり構わず子育てしていた時間から抜け出せていないのだろうと思うとせつないです。そしてお母さんと一線を引きながら完全に切り離せないいちかの微妙な心のバランスもすごいですね。「そんな親捨てちゃえよ」と他人は無責任に言うかもしれませんが、それが出来れば苦労しないんですよね。
素敵なお話ありがとうございました(´▽`)
作者からの返信
こんにちは。よかったとおっしゃっていただき、大変嬉しいです。ありがとうございます!
>そしてお母さんと一線を引きながら完全に切り離せないいちかの微妙な心
ここ、描きたかったことのように思います。読み取っていただきありがとうございます。
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この手の人に執着されているので状況が分かってしまいます(;^_^A
こういう人は「構って欲しいから送りつける」のです。
欲しいのは「承認・見返り・感謝」です。「押し付けて、感謝しろと迫る」これです。
親友のほうは、「これなら楽しんでくれるかな? 喜んでくれるかな?」と、主人公のことを考えてくれていますよね。しかし自分本位の人は、「それは相手が得になってこちらが損することだからやらない」のです。
そのかわり、「かまぼこを送ったのに! お金をあげたのに!」という被害者意識だけを募らせていきます。本人は「素晴らしいことをやってあげた」と自分の善行に浸っています。
ああこの感じ分かる~としみじみしてしまいました。方角は北西でしょうか。
作者からの返信
なんと、執着されている…! 大丈夫でしょうか。
母親と親友、おっしゃるように、考え方が違います。
方角についてのコメントもありがとうございます。いつもかなり北に寄るので、北西だといいなあと思います。フィンディルさんは感想下さるかしら。
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天川さまの企画から来ました!
最初の感想→「うちのお母さんじゃん」(笑)。
なんかちょっとズレたものをくれるのです。
あと、なんとなく傷んでいるような気もするんですね。
まさに悪気ない感じで。
だからこそ、お金が一番安全ですが、いちかはお金に一番反応が引き出されてしまうという……つまり、モノうんぬんじゃない……。
いちかがどんな子ども時代だったか、もっと読みたくなりました!
ちなみに、航のキャラも、私の好みです!(笑)
作者からの返信
>最初の感想→「うちのお母さんじゃん」(笑)。
笑。ズレている、そしてなんとなく傷んでいる気も……作中と同じですね。
いちかは、満たされない子ども時代だったという設定です。母親は、一かがわかる形では十分な愛情を注いでくれませんでした。
航についても、ありがとうございました!
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企画から参りました。コメント失礼します。
四つの小包、母親からの三つよりも、幼馴染からの一つが嬉しかったのだなぁと、書き方からも伝わってきました。
少し反応に困る宅配物、ありますよね……。私にも、似た経験があったので、いちかさんの気持ちがよく分かりました。それも、書き方や表現が、感情に合っているからなのだろうと思います。
最後、出汁巻きと一緒にもやもやも食べているような感じがして、良いな と思いました。
方角は、私も北西だと思いました。もやもや感に西向きを、物語の流れに北向きを感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
似た経験があったのですね。共感していただけて良かったです。
ラストはぱっと思いついた文章でしたが、自分でも気に入っていて、夜桜さんの解釈を読んで、そうかそういうことか! と納得しました。一緒にモヤモヤを食べちゃってるんですね。
方角、北西かな。そうだったらよいのですが。
丁寧なコメント、ありがとうございました!
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企画より拝読。
読み始め、情景が伝わりやすいしっかりした描写と三人称の一歩引いた書き方から北向きの気配を感じたんですが、読み進めていくうちに西の気配を強く感じました。
いちかの複雑であろう心情を、複雑とすら書かずただ事象を積み上げ読者に投げ渡すような書き方は興味深かったです。
総評して北西でしょうか。お母さんのことは特に何か解消したわけではない締め方と、ガラス細工を結局どうしたか書いていないところが西判断への大きなウエイトであり、印象的なポイントです。
作者からの返信
こんにちは。西の気配がしましたか、でしたら嬉しいです。
>お母さんのことは特に何か解消したわけではない締め方と、ガラス細工を結局どうしたか書いていないところが西判断への大きなウエイトであり、
なるほどです。
ちなみにガラス細工については、昔欲しがったときに買ってくれなかった、というエピソードを入れてもよかったんですが、何となく省いたんです。
入れた方が読者さんの共感は得やすかったかもしれないのですが。
>いちかの複雑であろう心情を、複雑とすら書かずただ事象を積み上げ読者に投げ渡すような書き方は興味深かったです。
このようにおっしゃっていただき嬉しいです。
コメントに加えレビューまで、ありがとうございました!
編集済
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スッキリとしない読後感、でも解決にはとても時間が必要だろうなぁ……。
何となくですが、娘が独り立ちしてしばらく経った事で繋がりが薄れていくのを危惧したのかなと思いました。
サクランボは誕生日プレゼントのつもりだったのか、そうするとガラス細工はクリスマスプレゼントなのか。
何を贈ってもいい反応が返って来ずに、残ったのは間違えて覚えた好きな食べ物と現金。
悪意が一切ない事を理解できるだけに、間にある溝にモヤモヤしてしまう。
何度か読み返しつつ、自分の中で咀嚼してやっと飲み込んだとてもいい作品でした。
作者からの返信
litiumuさん、コメントありがとうございます。
そうそう、なるほど、と思いながら読み、最後で何度も読み返していただいたと知り、とても驚き、ありがたく思いました。
>自分の中で咀嚼してやっと飲み込んだ
という言葉に、それだけの価値のあるものをちゃんと書けたかなと心配になりつつ、いい作品、という言葉に安心もしまして、このような感想をいただけ、幸せだなと思います。心揺さぶるご感想をありがとうございました。
宅配便への応援コメント
フィンディルさんの企画から来ました。
先日は拙作にコメントをいただき、ありがとうございます。
文章の丁寧さと読みやすさが両立されていて、とても読みやすかったです。
内容的には、タグの「もやもや」がとてもうまく表現されていると感じました。
お母さんからの、感覚のズレを感じるような贈り物に、もやもや。
どうにもそりが合わない親子関係に、もやもや。
幼馴染とお母さんの贈り物センスの違いを感じて、もやもや。
私は男なので正確なところは想像するしかないのですが、
母と娘という、女性同士の微妙な関係性もあるのかなと。
親子だからわかりあえる、とはいかないのが人間関係の難しさかもしれませんね。
お母さんは主人公に償いをしたいのかもしれませんし、
昔の楽しい思い出に浸りたいだけなのかもしれません。
いろいろ想像できるストーリーだと思いました。
方角は、北西くらいじゃないかと思います。
作者からの返信
こちらこそ、コメント返信を頂きありがとうございました。
読みやすかったとのこと、良かったです。
もやもやも感じていただけたのですね。
女性同士の微妙な関係、たしかにあるかもしれません。
>お母さんは主人公に償いをしたいのかもしれませんし、
昔の楽しい思い出に浸りたいだけなのかもしれません。
いろいろ想像できるストーリーだと思いました。
そうですか! いろいろ想像していただけたらいいなあと思っているので、嬉しいです。
方角もありがとうございました!
宅配便への応援コメント
えっとえっと、とんちんかんな感想でしたらスミマセン(;´∀`)
端正で読みやすい文章と、こまやかなところからリアルさが浮かび上がるかんじ(荷物に煙草の臭いとか、こういう嗅覚で背景を語る系、すきなのです)凄く素敵です!
どこかで起こっていそうなリアリティ!
文学的で、短い物語なのに読み応えがありました。
あまり恵まれていない家庭環境&母娘関係だったのかしら。
もともと気配りとかができる性格ではない&一緒に住んでいたとき、きちんと娘に接していなかったから、ああいう宅配便になったのかな、と想像しました。
(でも、このお母さんにとって、一万円ってなかなかな金額でしょうから、娘と距離を置いたことで、心に何か変化があったのかな)
また、これはあくまでも私個人の話ですが……。
私、自分が毒親になっていないか、心に傷を負わせるようなことを言っていないか、いつも不安で。
(愛情はめちゃめちゃあります!)
だから、自分がよかれと思ってしていることが、子供にとってこの宅配便みたいなものだったらどうしよう……と、不安になったりしました。汗
こうやって、いろいろ考えたり、心が動いたりする作品、本当に凄いなあと思いました!
作者からの返信
玖珂さん、コメントをありがとうございます。
全然とんちんかんじゃないです。
>もともと気配りとかができる性格ではない&一緒に住んでいたとき、きちんと娘に接していなかったから、ああいう宅配便になったのかな、と想像しました。
はい、このように想定して書きました。
なぜ一万円を送ってきたかは、私の中でも答えは出ていないんです。
>娘と距離を置いたことで、心に何か変化があったのかな
というわけで、これもありうると思います。
自分が毒親になっていないか、考えるのですね。考える人は、大丈夫なんだと思います。
たまに気持ちがすれ違うことがあっても、もし傷つけることを言ってしまっても、そこに愛情があれば大丈夫なのではないかな、と。
コメント、ありがとうございました!
編集済
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読み終わって、いろんな想いがわっと溢れてきたのですが……、他の方のコメントを読んで
………💦
すみません、私の感想は場違いな気がしてきました。
と言いますのも……
私は、母親の方に想いが向いてしまったんです。
実際、若い彼女の反応はごもっともでリアルで、うちの都会に出ていった兄弟の反応とそっくりで、これが普通でなんなら正当だと思います。
じっさい、田舎と都会では暮らし方のお作法も流儀も窮屈さの方向性も違ってて、それに違和感を抱いたからこそ都会に出ていったのでしょうからね。
それが理解できずに、田舎のままの感性で物を送りつけられたらたまったものではありません。
母親は子離れという、考えも考慮するべきだと思います。
でも……
最終的に、お金を送ってきた母親の気持ちが、私は分かってしまうんですよね。あたしも、田舎者だから💦
お目汚しだったら申し訳ありません、
素敵な物語でした、ありがとうございます
作者からの返信
おはようございます。率直なご感想をありがとうございます。
>でも……
最終的に、お金を送ってきた母親の気持ちが、私は分かってしまうんですよね。あたしも、田舎者だから💦
胸に沁みました。
まったく場違いではありません。
むしろ、私に見えなかった方向からの見方で、このようなご感想をいただけ、大変嬉しく思いました。
ありがとうございました。
編集済
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私も西っぽいと感じますが、リーダビリティが抜群で構成も続きが気になるので、ちょい北も入っているような。どうでしょう。
母娘の関係のこじれがジワーっときますねぇ。非常にリアリティがあって、読後にザラっとしたものが残ります。お見事です。
こんなお母さんを持つストレス、とても共感できますが、お母さん側も苦しいでしょうね。お母さんはもう変わらない気がしますが、娘さんのほうは、年とともに少しずつ丸くなっていくのかなぁと思いました。
作者からの返信
ということは、西北西かな。だとしたら嬉しいです。
ザラっとは狙ったわけではないのですが、同様のコメントがいくつかありました。
>お母さんはもう変わらない気がしますが、娘さんのほうは、年とともに少しずつ丸くなっていくのかなぁと思いました。
なるほど、と思いました。主人公の設定を若く設定したので、将来の変化の可能性を読み取ることもできますね。
そういう読み方ができるまりこさんは、きっとポジティブで楽天的なところがあるのかな? と思いました。
丁寧なコメント、ありがとうございました!
宅配便への応援コメント
わたしは企画参加してないので、いつもの感想を。
最近の毒親なのか、男と女の違いなのか、それともわたしが年をとったのか? 昭和世代のわたしには、そう悪い母親ではないのではないかと……σ(^_^;)?
途中、短く母親との関係がありましたが、彼女はもっと過保護に、金銭的に裕福な生活がしたかったのかなあ……とまで考えてしまいます。
ですが、この作品には母娘を取り巻く環境や経済状態が書かれてないので、きっとそれほど裕福な暮らしではなかったのだろうとわたしは想像してしまいました。それは今も変わりないだろうにと……。
とすると、この母親はいいお母さん、そしてこの娘とは、若さからくるスレ違いと取れるのですが。(^_^;)
他の方のコメントやオレンジさんの返信を読むと、おそらくは毒親から宅配に悩む娘のお話なのでしょう。
このようなお話には、昔からある手法では兄弟間の対比などで、その違いをあらわにするのが多いですよね。けれどエッセイのほうを拝読すると、まだ初稿ということで、まだすこし荒さのある作品だなぁとわたしは感じとりました。
企画に参加してないのに、長々と指摘までしてしまって、申し訳ないです。m(__)m
作者からの返信
穂乃華さん、いつもの感想、ありがとうございます!
穂乃華さんには、そう悪い母親ではなく感じられたのですね。読み手によって異なることはあると思うので、それでよいと思いますし、私の書き方が甘かったのかもしれません(だとしたら、ちょっとまずいですね……)。
>このようなお話には、昔からある手法では兄弟間の対比などで、その違いをあらわにするのが多いですよね。
あまり詳しくないのですが、そうなのですね。たしかに私も一度やったことがあって、その時は読者さんにわかりやすかったようです。
でも今回はそういうふうにはしない方向で、できるだけ自然なまま(そのせいで違和感が発生するとしても)、書いてみました。
そこが荒さにつながったかもしれません。
>ですが、この作品には母娘を取り巻く環境や経済状態が書かれてないので、きっとそれほど裕福な暮らしではなかったのだろうとわたしは想像してしまいました。それは今も変わりないだろうにと……。
はい、ここはご推察の通りです。
これまで何度か毒親をテーマに書いてきて、今回で一区切りついたかな、という気持ちでいます。
その最後の文章がなぜか出汁巻玉子を食べる描写で、なんだか不思議なんですが、自分ではしっくり来ています。おもしろいですね。
まとまりのない返信となり、すみません。でも読んでいただき、率直なコメント、大変嬉しかったです。
ご指摘いただいて考える、というのも創作の楽しさの一つだと思いますので。
ありがとうございました。
(少し時間を置いて読み直し、直したくなれば直すと思います。)
宅配便への応援コメント
こんにちは、企画から参りました( *´꒳`* )
先ずは拙作の感想ならび方角推理ありがとうございました!とても嬉しかったです。
では、本題の感想と方角の推理を。
……いるんですよね、こういうお母様……。本人としてはムスメの為!ムスメの為!と思ってらっしゃるのでしょうが、本当に娘さん(いちかさん)を見てはおらず、「ムスメの為にやってあげてる」ご自分が好きなんだろうなあと。(もちろん詳しい背景は描かれてないのでいちかさんを産んでから産褥期~幼少期までの間にめちゃくちゃ愛情持って育ててこられたけどその育児が大変すぎてキャパオーバーしたゆえ、という事実があったからもしれませんが……)
でも、いちかさんはお母様と2人だけの世界に居られるわけでなく、周りに彼氏さんや親友さんが居る。母娘の世界の外側に関わっていきたいと「自分で」決めて縁を繋いだ方達が居る。
生きる上での最優先重要事項ですよね。
人は1人では生きていけないので、自分で決めて選んで、その方々は自分を大事にしてくれて自分もその方々を大事にできている。
言語化できなかった気持ちがその方々により言葉にできた。前に進めている。
北かなあ。と思いました(*ˊᵕˋ*)
読ませて下さりありがとうございました!
作者からの返信
こんばんは。ご丁寧にありがとうございます。こちらこそ、コメント返信ありがとうございました。
>生きる上での最優先重要事項ですよね。
はい、そう思います。そこを読み取っていただけてとても嬉しいです。
西方向、とのコメントが多かったのですが、下記を読むと、なるほど北にも思えてきます。私は本来、北向きが多い作者ですし。
>人は1人では生きていけないので、自分で決めて選んで、その方々は自分を大事にしてくれて自分もその方々を大事にできている。
言語化できなかった気持ちがその方々により言葉にできた。前に進めている。
どうでしょうね、フィンディルさんの判断が楽しみです。
読んでいただきコメントまで、ありがとうございました!
宅配便への応援コメント
これは切ないお話ですねー…
母親からの宅配便。幼馴染からの宅配便。
贈り物は思いやりの心。本人は出ないのに、宅配便でその人との関係性が分かる、とても良い作品だと思いました。実家からの荷物がヤニ臭い、と言うのがとてもリアル。家庭環境が浮かび上がる描写で、すごいなと思いました。
方角は、真西かなあ?北も少し?と思いましたが、人間関係が丁寧に描写されており文芸っぽさを感じたので、エンタメ要素はかなり薄い気がしました。ので、真西予想で!
作者からの返信
とても良い作品、とおっしゃっていただきありがとうございます。また、描写についても褒めていただき嬉しいです。
真西な感じがしますか! 私はいつも北近辺で、今回、純文学っぽく西に向きたいなあと思っていたので、とても嬉しい予想です。コメント、ありがとうございました。
宅配便への応援コメント
母親から送られてきたもの(梱包含め)に対する感情で、主人公と家族、とりわけ母親との関係性が浮き上がってきますね。
実家にいたころには抱え込んで一体化していたような不和が、離れたことで可視化される。それが「宅配便」という形で見えることに、なるほど!と思いました。
母親は母親なりの罪滅ぼしなのかもと思うと、ちょっと切なくもなりますね。
作者からの返信
私はすずめさんのコメントを読んで、なるほど!となりました。
ここです。
>母親は母親なりの罪滅ぼしなのかもと思うと、ちょっと切なくもなりますね。
書いている本人には見えないこともあるものですね。貴重なコメントをありがとうございました!
宅配便への応援コメント
掛け違ったボタンですね。どちらも感情のベクトルが違うというか。それでもつながる親子の縁の煩わしさ。
良くも悪くも日常的で現実的ですよね。
作者からの返信
こんばんは。読んでくださり、感想と★もありがとうございます。
>それでもつながる親子の縁の煩わしさ。
はい、そういう者を書きたかったので、とても嬉しいコメントでした。