もじもじハルトがキレキレハルトに(涙)。すっかり壊れてますね。お家に帰りたい、こんな事したくない、そんな少年が妙な使命を背負わされて逃げるに逃げられない。その屈折した逆上は思考を放棄してただ自分が殺戮兵器と化すだけ。
恋や大切な人を持たない自分の世界だけで生きてる人間は、どうしても欲望や甘えを誤魔化して、極端な行動に出てしまう。理屈とか理性とかで理由づけるのは「嘘」を知られたくない証拠。だから、「愛を感じろ、ハルト!」、もっと他人を見て、感じて、想いを抱き、人と関わる事、それは逆に自分を出す事、君はもっと「心を動かせ、ハルト!」、そうして初めて世界に君の居場所が生まれるんだ。
などと書きたくなる程、素晴らしい構成とキャラ造詣ですね、ふにゃふにゃ( ;∀;)
作者からの返信
ふくやまさん。
しっかり読み込んでいただいてありがとうございます。
ハルトは(文字通りの)楽園で、いろいろ悲しい出来事や嫌な目に遭いながらも、穏やかに落ち着いた日々を過ごしてきたのです。でもそれは、前に進んで得た平穏ではありません。譲って、諦めて、手放して、我慢して。それで得た小さな小さな静謐を、彼は、手放す方法を知りません。だからいまも、縋る。
動け、叫べ、感じろ。
ハルトへの声援、ほんとうに嬉しいです。わたしに言われたみたい。
ハルトは成すべきことを成している、だけなのに表情、感情はない。しかし、きっと壊れてはいない。怒りが沸点を通り越して、冷えて固まった状態でしょうか。諦めにも似た感情。
戦闘シーンがとても格好いいです✨
赤い竜の誘導に乗ったハルト。大丈夫だと言う。ミディアは制御出来ない。どうなるのか、更新が待ち遠しいです(ㆁωㆁ*)
作者からの返信
かごのぼっちさま。
ふむむ、沸点を通り越して、冷えた。なるほどなあ、ってなりました。怒り……かあ。ハルトの怒り、誰のなにに向けられたものなんだろう(すみません、自分自身に向けた言葉です。考え込んでしまいました)。
バトル、カッコよく書けていたでしょうか。よかったー!
ハルト君、壊れてしまったの?・゚・(ノД`)・゚・。
作者からの返信
みかみさま。
ハルトは破損してしまいました。
小さくなって譲って生きてきたハルト。
想像もできないような環境に放り出されて、無敵の力を手に入れて。
さあ、戻ってくることができるのか。