①迫りくる魔物をハルトに一切近づけず撃破しようとしたミディア。
②だが、半透明化が出来る魔物がそこにいた。
③誰も気がつかない、歴戦の教官達も間に合わない。響くミディアの悔恨の叫び。
絶望の演出、この場面へと導く為の前回からのテンションの上げ方、余計な考えを挟まず一気に読ませてしまうのは、状況状況の描写がしっかりと心理の暗喩を含んでいる為で、表層のみの読解を越え、緊張感を伴なっていました。
ここに至る心理的な変遷、例え流し読みをされても特定の凄みを感じるレベルです。しかるに多くの没入して普通に読むタイプの人間には、正しくしっかり伝わっています、ふふ、面白い(ミリス)( ;∀;)
作者からの返信
ふくやまさん。
あや、わたしのおはなしでは珍しい、ふくやまさんの分析的なコメント、新鮮! とっても嬉しいです。ありがとうございます。
ハルトが今のところ、あまりに弱々なので、皆さんモヤっとしてるかなあ……ってなりながら書いていました。気持ちの描写もうるさいかなあって。
でも緊迫感、速度感をもって、あまり引っかからずに読んでいただけたのなら、よかった!
……ああっ! ミリスお嬢さま!! .°(ಗдಗ。)°.
お会いしたかったあああああ嬉しい嬉しい!!
やはりこの流れ、しかし、ミディアは魔物の標的がハルトと知りながら何故ハルトから離れてしまったのか、感覚を共有しているから、危険が迫っても直ぐに察知出来て対処出来ると踏んだのか、何にせよ、ハルトが絶体絶命の危機。
現状、教官でも手に負えない様子。
打開策としては以前と同様、合体? 或いは、他の介入? どうなる事か、続きが気になります!!
ところで、この視線を巧みに誘導し、流れる様に滑らかに描写される場面展開が、もはや神憑っておりますね!!
それだけじゃない。言葉のチョイス、巧みな句読点によるリズム、読んでいて気持ち良いです。
とても勉強になります(〃ω〃)
作者からの返信
かごのぼっちさま。
いつも丁寧な読み込みと考察、ありがとうございます、嬉しいです!
ミディアは、昨日のこと、そしてさっきの試技での余計なお世話で、ハルトが暴走してしまった、と思っているのです。だから、ちょっと距離を置いて戦うことを選んでしまった。もちろん護る自信はあったのでしょうけれど……結果、は。
描写のこと、お褒めのことば、ありがとうございます!
はい、SFでファンタジーで、何が何やらわからなくなりそうなおはなしなので、いつも以上に慎重にものごとを描くようにしています。
その点が伝わっているようで、安堵しました。
言葉が気持ち良いというご指摘も嬉しいです。
物語はここで、ちょうど中間です(応募作としては)。
がらっと、変わります。
どうかどうか。
大変!
胸が痛いじゃすまないよ!?
作者からの返信
こいさま。
ハルト、生き残ることができるのでしょうか。
ミディアはこの窮地にどう出るのか。
ここから、後半。
物語世界が大きく動きます。