四、あなたにすくわれる
あのひとのあかいゆびさきにくちづけをした。
ぼくのはじめてを、あなたにあげたよ。
あなたはぼくのおねがいをかなえてくれたけど、ぼくはあなたのおねがいをかなえてはあげられないんだ。
ごめんね。
だって、ぼくにはなまえなんてないもの。
ごめんね。
あなたにすくわれることを、ぼくはこころのどこかでのぞんでいたんだ。
またいつか、あなたにあえたらいいな。なまえもしらないあなた。すぐにわすれてしまうけど、そのときはごめんね。
あいたくなったら、いつでもあいにきて。
ぼくはずっと、ここにいるからさ。
□■ 第一章 金魚すくい ~了~ ■□
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戀歌楼の案内人 柚月なぎ @yuzuki02
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