応援コメント

エピローグ:たとえ明日が見えずとも」への応援コメント

  • どうもです。

    最後まで読ませていただきましたが、非常に面白かったです。

    独特な設定やストーリーが魅力的ですね。

    贋作、本物、色々と考えさせられる作品でした。

    興味深い作品を読ませていただきありがとうございました!

    作者からの返信

    最後までお付き合い頂きありがとうございます。
    異世界ファンタジーもので美術館の話を書きたい、でもせっかく調べたのだから現代美術のウンチクもきちんと取り入れたい。この矛盾をどうにか実現させるべく頭をひねって考えたのがこちらの作品となります。

    美術史芸術史の流れや裏話から、我々が学ぶべき事柄は結構あるのではないかと…色々な資料を探りながらそう感じじました。名作は時代を超えて残るというけれど、ゴッホの絵は生前まったく売れなかったそうだし……評価や人気というアヤフヤな物にすがって生きていくクリエイターという職業がいかに過酷なのか。それを解り易くこの作品で表現できたら良いな~などと身の程知らずに考えていました。

    お金を稼ぐなら普通に働いた方がずっと楽だと思うんですけども。どうしても諦めきれない気持ちは私にも理解できるのです。

    少しでも楽しんで頂けたのなら幸いです。
    心より御礼申し上げます。

  • 希望がある終わり方、素敵です。シスター、ちょっとガラが悪いかな?と感じていたら、伏線だったのですね。善悪はきちんと分けられる時もあるけど表裏一体で判別が難しい場合もある……。シスタークラリッサも表裏一体の方だったのかなと思いました。ビルギットの態度が爽やかで良い余韻が残りました。

    作者からの返信

    ビルギット主任は格好いいですね、惚れ惚れします。角オナとか書いていた頃にはここまで成長させるつもりは全く無かったのですが。やはり最後に勝つのは決して諦めず、上を見つめ続ける人という事なのでしょう。影から助けられるはずが、いつの間にか皆のけん引役にまで成長していました。実にご立派! ダブル主人公ですね。

    シスターはいつか再登場させる日を見据えて、善悪どちらにもとれる風に描きました。善よりなんだけど、自分の正義を貫く為に手段を選ばない人でもある。彼女に関しては最初から最後まで予定通りなので、アンドレアス君の妄信っぷりも読んでいて苦笑する感じで書いてみました。私の描くシスターは裏の顔がある人ばかりだな? たまにはそうでない人も書かねばなりませんね。

    御助力の甲斐あって、どうにか完結まで描き切ることができました。主人公の過去とか、バッサリ切り捨てた部分もありますが。あまり語り過ぎるよりも想像の余地を残し、それよりも現在の人間関係をしっかり描こうと心に決めていました。楽しんで頂けたのなら幸いです。

    主人公二人は描いている方も楽しいので、また挑戦していきたいですね。その際は宜しくお願い致します。

  • 急でちょっとびっくりしましたが、第一部完お疲れ様です
    アンドレアスとしては心から信じていたものに裏切られた気持ちだっただろうけど、姿を消した彼女は彼女でずっと悩みを抱えていたのだと思うと……

    最初から最後まで真と虚の狭間で揺れ動いた今作、まだまだ舞台としてのポテンシャルを秘めていると思いますので気が向いたら是非是非第二部でも完結編でも真・第一部でもいいので続けてくださると嬉しいです

    作者からの返信

    すいません、ドラゴンコンテストの中編部門は六万字までなんですよ…。シスターの心情をもっと詳しく描けなかったのは心残りですが、それはまたの機会ということでお許しを請う次第であります。スラムで一人暮らす美人のシスター、そこに裏の事情がないわけもなく…アンドレアスもその気になればその辺を探れたのでしょうけれど。

    鑑定士を主役とした作品は初挑戦ですが、異世界美術館の新人学芸員という立場が勉強しながら書いている作者自身とダブって、感情移入がしやすかったですねぇ。ビルギット主任と主人公の成長が書きながら楽しめる珍しい作品となりました。

    もちろん、楽しいのが作者だけでは続けられません。
    こうして反応を下さる皆様の応援があればこそ。
    最後までお付き合い頂いた皆様には伏して心より御礼申し上げます。

    次は精霊学園を完結させ、その後はまたこちらに取り組んでいきたいですね。その際はまた宜しくお願い致します。
    本当にありがとうございました!