応援コメント

第6話 コピーが本物を超える時」への応援コメント

  • ああ~!弟子の作品が混ざると鑑定が困難になる!そうですよね。巨匠個人の作品でなく、巨匠の工房に帰属とか説明されている絵画を見たことあります!
    ビルギット鋭いですね。盲点をついた流れ、鳥肌ものです。
    あと、やっぱり彼がソウルレスなんですね。動機が切ないです。

    作者からの返信

    弟子の作品を本人の名前で売り買いしたり、美術館に展示するのは何も問題ないのですが…世の中には悪い奴が居て、弟子の作品なのに巨匠の未発表作品と偽り、高値で売りさばこうとするヤカラが実在するようなんですね。どうも、贋作界隈で一番厄介なのはこの人たちらしいと。
    漫画家の先生が鬼籍に入られて、残されたスタジオがアニメや漫画を作る。そういう事が実際に行われている時代なので何が本物かは難しい所ですが。直筆という言葉の価値が以前よりも高まっているようには感じます。やはり生成AIもありますからねぇ…。

    そんな時代だからこそ、吠えたソウルレス。ややこしくなるので触れませんでしたが、ちょっと二重人格っぽいです。二重人格のなりかけぐらい。仮面=ペルソナでしょうか。現実と理想の折り合いをつけるのは、大の大人でも大変なのでした。

    固有種の話は、異世界ファンタジーに平然と竹を出す私ならではですね! 学んだ事は活かされるべきなのです、それが成長…。

    励みになるコメントをいつもありがとうございます!

  • おお、凄い。贋作や詐欺師については色々と思うところはあるけれど、そもそも創作の歴史は模倣の歴史。何が本物かなんて偉そうに断言できるほど、人間という種は大それた存在じゃない
    シスターが姿を消し、ソウルレス改めカミルが仮面を棄てた。少し成長したアンドレアスと主任。そんな二人にまた、嵐が訪れようとしている……

    >「一度下された評価を簡単に覆す、お前らは何なんだ? 名作とはいったいどんな作品を差す言葉なのかね?
    指す

    >魂を取り戻した者。それが彼に送れる最高の名だと感じていた。
    間違ってはないのかもしれませんが、ここは贈れるのほうが意味合い的により相応しいかと(自信無しです)

    作者からの返信

    学芸員が「これは巨匠の真作」と判定し、展示品にキャプションをつけてしまえば、それを疑う者は殆ど居ない。額縁や建物などのイレモノが立派であればあるほど、自分の判断力よりもその場の雰囲気が物を言い、流されてしまう。やはりそれが人間です。だからこそ鑑定士や学芸員の責任が重く問われることになるのでしょう。

    『巨人』の絵だって悪いのは作者のサインを消した奴であり、必ずしも作者の責任ではないのが恐ろしい所です。弟子こそが最大の強敵というのは、何も絵画に限らず、陶芸や彫刻の分野でも言える話のようですね。年代測定だけではダメ…やはり最後に物を言うのは経験と知識でした。

    本物とは他に類のない自分だけの作品を指す言葉。
    私自身はそう思っていたのですが、この話を書いていたら「本物は作れるのかもしれない」と思いましたねぇ…。

    誤字ってる作者に言われたくないわ! などと怒られてしまいそうな気もしますが。ご指摘ありがとうございます。早速修正しておきますね。
    いつも励みになるコメントをありがとうございます。お陰様でどうにか一部を完走することができました。