美しい装飾の隙間からのぞく毒

きっとシャルロッテは心の底からクリスティーネが大好きなのでしょう。

本作を読めば締め付けられるほどに伝わってきます。

深い愛が伝わってくると同時に、毒のような執着にしびれます。

人を愛することがこんなにも恐ろしいと思い知らされます。

美しく、幸福に包まれて、愛されている。
なのにクリスティーネは苦しそう。