傷には、はい、絆創膏ですよねっ。 心のささくれにだって、ぺたっと貼って効き目のある絆創膏があれば、素敵じゃないですか。 けれども、この心の絆創膏、いいわぁ素敵だわぁ、だけじゃ済まなかったんです。 心のささくれに貼れる絆創膏によって、もたらされる恐怖。 そして、見えない心の傷を癒すためにどうすればいいか、この作品はひとつの道標となってくれるでしょう。 心にささくれのあるかた、ぜひ読んでください。 ささくれがなくても、読んでねっ♡
だから、中々理解されず、じくじくと広がっていく。登場人物たちのように、そう簡単に言葉にすることができない人たちもいる。そこに漬け込んできた、魔法の絆創膏。心の傷を可視化するそれは、やがて呪いへと変わっていく…彼女たちは、打ち破ることが出来るのだろうか?