このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(162文字)
昔は行ってはいけない場所、入ってはいけない場所ってありましたよね。いまもあるのでしょうか。 祖母の家に弟と行ったとき、僕はすすきの中の一本道に立つ女の子と出会います。その子と遊ぼうとすると、一緒にいた地元の子たちが理由をつけて帰ってしまったその理由は?その子の話しをしたときの大人の不可解な反応の理由は? すすきの中に埋もれるようにあるその道はいったいどこに繋がっているのでしょうか。 写真に写ったその道の、その白い人影は元から写っていた? 誘う女の子の手を取ってしまうと……?