最終話 両軍比較検討
最後は、欧州歴代選抜チーム、世界歴代選抜チームそれぞれについて、23か国23名の最終メンバーの中からベストイレブンとセカンドチームを作り、「どちらが強そうだろうか?」と比較検討しようと思います。
両軍の最終メンバーは以下の通りです。
・欧州 最終確定選手 (23か国23名)
FW アーリング・ハーランド クリスティアーノ・ロナウド ズラタン・イブラヒモヴィッチ ディミタール・ベルバトフ フェレンツ・プスカシュ ロベルト・レヴァンドフスキ
MF ケヴィン・デ・ブライネ ゲオルゲ・ハジ ジネディーヌ・ジダン パベル・ネドベド ミヒャエル・バラック ルカ・モドリッチ
DF アシュリー・コール サミ・ヒーピア シニシャ・ミハイロヴィッチ セルヒオ・ラモス ソクラティス・パパスタソプーロス ダヴィド・アラバ パオロ・マルディーニ フィルジル・ファン・ダイク
GK ピーター・シュマイケル ヤン・ゾマー レフ・ヤシン
・世界 最終確定選手 (23か国23名)
FW アリ・ダエイ アリー・マブフート 釜本邦茂 マイケル・オルンガ モハメド・サラー
MF アルトゥーロ・ビダル ジーコ ディエゴ・マラドーナ ティム・ケーヒル トマス・リンコン マイケル・エッシェン ヤヤ・トゥーレ リヤド・マフレズ
DF アクラフ・ハキミ アントニオ・バレンシア クイントン・フォーチュン ジョゼフ・ヨボ ディエゴ・ゴディン ホン・ミョンボ ラファエル・マルケス リカード・ガードナー
GK ケイロル・ナバス ホセ・ルイス・チラベルト モハメド・アル・デアイエ
それでは、両軍11名のチームを編成していきましょう。欧州選抜は4-3-3、世界選抜は4-4-2が基本フォーメーションになります。まずは欧州の歴代ベストイレブン、1軍から作っていきます。
FW3トップは、中央にアーリング・ハーランド、左にクリスティアーノ・ロナウド、右には左利きのフェレンツ・プスカシュにしようと思います。中盤の3枚は、中央やや後ろにミヒャエル・バラック、前目の左にジネディーヌ・ジダン、右には左利きのゲオルゲ・ハジを配置します。4バックのDFは、中央にセルヒオ・ラモスとフィルジル・ファン・ダイク、左SBにパオロ・マルディーニ、右SBにソクラティス・パパスタソプーロスです。そしてGKがピーター・シュマイケル。以上の11名が1軍になります。
代表試合数合計 1241試合
代表得点数合計 388得点
FW・MF得点数合計 347得点
FW・MF得点率平均 0.5322 (FWのみ 0.7445)
DF・GK平均身長 188.8センチ
続いて、世界選抜チームです。FW2トップは、右に釜本邦茂、左にアリ・ダエイです。中盤は4枚で、攻撃的なポジションの左にジーコ、右に左利きのディエゴ・マラドーナを配置します。守備的なポジションには、アルトゥーロ・ビダルとヤヤ・トゥーレ。4バックの中央には、ディエゴ・ゴディンとラファエル・マルケスを置き、左SBにリカード・ガードナー、右SBにアクラフ・ハキミを配置します。最後、守護神がケイロル・ナバス。以上が1軍メンバー11名になります。
代表試合数合計 1224試合
代表得点数合計 362得点
FW・MF得点数合計 318得点
FW・MF得点率平均 0.5088 (FWのみ 0.8177)
DF・GK平均身長 181.8センチ
両軍のフォーメーション図は以下の通りです。
(欧州選抜は下向き、向かい合わせになっています)
欧州選抜 ベストイレブン 4-3-3
シュマイケル
Sラモス Vダイク
パパスタソプーロス マルディーニ
バラック
ハジ ジダン
プスカシュ Cロナウド
ハーランド
× × × × ×
ダエイ 釜本邦茂
ジーコ マラドーナ
ビダル トゥーレ
ガードナー ハキミ
ゴディン マルケス
ナバス
世界選抜 ベストイレブン 4-4-2
残りメンバーで作るセカンドチームです。欧州選抜は、CFにズラタン・イブラヒモヴィッチ、左にロベルト・レヴァンドフスキ、右にディミタール・ベルバトフです。中盤はどういう並びでも構わないと思いますが、ケヴィン・デ・ブライネ、パベル・ネドベド、ルカ・モドリッチの3枚になります。デブライネがやや前目になるでしょうか。CBの左にシニシャ・ミハイロヴィッチ、右にサミ・ヒーピア、左SBがアシュリー・コール、右SBは左利きですがダヴィド・アラバを置きます。DFに左利きが3名という珍しい形になってしまいました。最後尾のGKはレフ・ヤシン。以上11名の2軍チームが完成です。
代表試合数合計 1162試合
代表得点数合計 289得点
FW・MF得点数合計 259得点
FW・MF得点率平均 0.3678 (FWのみ 0.5552)
DF・GK平均身長 185センチ
世界選抜は、残りメンバーの都合により、4-4-2からり4-3-3に変わります。CFにマイケル・オルンガ、左にアリー・マブフート、右にモハメド・サラーです。中盤は左から、ティム・ケーヒル、マイケル・エッシェン、リヤド・マフレズの並びになります。DF4バックの中央に、ジョゼフ・ヨボとホン・ミョンボ、左SBがクイントン・フォーチュン、右SBがアントニオ・バレンシア。守護神ホセ・ルイス・チラベルト。以上の11名が2軍メンバーになります。
代表試合数合計 958試合
代表得点数合計 285得点
FW・MF得点数合計 247得点
FW・MF得点率平均 0.4910 (FWのみ 0.6196)
DF・GK平均身長 183.6センチ
両軍のフォーメーション図は以下の通りです。
(欧州選抜は下向き、向かい合わせになっています)
欧州選抜 控え・セカンドチーム 4-3-3
ヤシン
ヒーピア ミハイロヴィッチ
アラバ Aコール
ネドベド モドリッチ
デブライネ
ベルバトフ レヴァンドフスキ
イブラヒモヴィッチ
× × × × ×
オルンガ
マブフート サラー
ケーヒル マフレズ
エッシェン
フォーチュン バレンシア
ヨボ ミョンボ
チラベルト
世界選抜 控え・セカンドチーム 4-3-3
1軍2軍、それぞれのチームを比較検討してみましょう。まずは1軍同士の対決からです。両軍ともに攻撃陣は非常に豪華で、甲乙付け難いです。ハーランド、クリロナ、プスカシュ、ジダン、ハジからなる欧州選抜。アリ・ダエイ、釜本、ジーコ、マラドーナの世界選抜。伝説級の選手が揃っていて、優劣の差はあまりないように感じます。守備陣の方は、SBまで含めた高さがある、DFラインの空中戦の強さで、やや欧州側が有利に見えます。総合評価としては、若干ですが、欧州組が強いのではないかというのが自分の見解です。
2軍同士の対決。攻撃陣の得点力で言えば、2列目の2人、ケーヒル、マフレズまでもがFWに入っても遜色ない、高い得点力を誇る世界選抜が少しだけ良さそうです。但し、世界選抜より欧州選抜の方が、中盤のパス能力で勝っているようにも見えます。欧州選抜が中盤の繋ぎの部分で支配し切るか、世界選抜が決定力でねじ伏せるか。予想は難しいです。守備陣には、両軍とも最後尾から正確なキックで組み立てられる、欧州側のミハイロヴィッチ、世界側のGKチラベルトといった異色の選手がいます。左足のフリーキックも、この両名が受け持つでしょう。ただ、欧州組がやや攻撃的過ぎるようにも見えますので、全体のバランスは世界選抜が一枚上といったところでしょう。こちらの対決も僅差にはなりますが、世界選抜が強そうかな、というのが自分の見解です。
皆さんは、どう思いますか?
自分なら誰を選ぶというようなご意見もあれば、ご自由にコメント頂けると嬉しいです。
【サッカー】歴代欧州選抜×歴代世界選抜 武藤勇城 @k-d-k-w-yoro
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