(´・ω・`)次に乗る車は決まったかね?
焼肉バンタム
電気自動車が無理な理由を解説します。
(´・ω・`)4/25ちょこっと追記。
次世代の電気自動車(EV)は良いぞ。
電気で走るんだ。
電気で走る未来の車…。
色々なメーカーの新型EVが走行距離や加速性能の数字が並んで目移りしてしまう。
だが…。
ここでの話の中心はバッテリー容量一択だ。
それ以外は無視してほしい。
なぜこの話をするかというと…。
(´・ω・`)電気受電設備の話がしたいだけだからだ。
個々の標準的なEVモデルを持ってきた。
PHV:18.5KWH
EV(T社):54KWH~78KWH
EV(H社):72KHW
うん、大体は70KWH前後が標準的な電池容量の様子だ。
さて、この電池容量とはどの様な物なのだろうか?
ここで簡単な電気の計算法を出そう。
W=電圧×電流
WH=電圧×電流×時間
1WH=1V×1A×1H
単位は
1W×1000=1K(キロ10^3)
1K×1000=1M(メガ10^6)
君の買ったEVの電池容量は72KWHだった場合。
1時間で電池を満充電した場合、君の受電設備の負荷は単純計算で。
72000W/6600V/1.732≒6.3A
ココで”1.732ってなんや!!”と突っ込んだ人は電気屋では無い。
√3≒1.732
三相交流は√3を係数にする!!(ドヤガオ)
悪魔で受電設備の話です!!(本当は変圧器損失や各種インバータの損失が入るのでモット大きな電流になる。)
いやいやはすた!冒涜的だ。
では、同じ条件で家庭用200Vコンセント単相電源で充電した時の計算をしよう…。
72000W/200V=360A
360A!!
1時間で!圧倒的な電流量!
契約電力はどうなってしまうのだろう?
どれ程太い電線に成るのだろう!!(作者の経験では幅15cm×厚さ1cmの銅バー)
もし之が30分急速充電なら720A!!
三相三線6600Vなら12.6A程度で済む。
なぜ電圧が高いほうがよいのか?
V(電圧)=I(電流)×R(抵抗)
W(電力量)=V(電圧)×I(電流)
W=”電圧:I(電流)×R(抵抗)”×I(電流)
W=I^2×Rと変換できる。
電線にだって抵抗値は存在する。
電流が2倍になると|電線の損失(Wp)が4倍に増えるのさ。
被覆線が溶ける温度まで上昇する場合もある。
銅線が溶けるまで加熱する事もある。
よく延長ドラムケーブルを伸ばさず使って溶かす人いるよね?
その為抵抗が少ない太い線!いや、数百Aの世界では銅バー位の
そうしないと絶縁被覆が燃えて銅線が融点まで達して火事になるから。
6600Vなら電柱の上を走ってるから工事も簡単。
線も細い。(6600V-CVTケーブル100
電柱の一番上の線(アース線)の一つ下の三本線が6600Vだ。(´・ω・`)オラ!電柱警察だ!!アニメの電柱おかしいぞ!!
引き込みも簡単、装置の大きさは460L冷蔵庫ぐらいの大きさに…。
いや、ヨ卜¨物置ぐらいの大きさになるかも。
そして電気工作物の届と年一回の定期点検が必要で。
無論、充電中の車体には1m以上離れて安全距離を忘れてはいけない。
車からプラグ取り外しは竹竿(*)で外すことになるけれど…。(絶縁距離の問題です。)
参考までにプロ野球が開催できる地方の県営球場の場合。
ナイターLED照明でも全点灯で6600V三相三線受電設備で30Aのメーター読みだった。
コンビニで充電できたとしても、5台並んだらプロ野球のナイター開催中!
位の電気を使うことになるね。
竹竿:6600Vの|切断作業(ヒューズ切り離し)は竹竿と呼ばれる絶縁棒を使って切り離す。昔は本当に竹の棒だったらしい。高圧受電作業で一番やりたくない作業の一つ。ゴムマットの上で絶縁長靴と絶縁手袋装備での作業になる。
(´・ω・`)LED化工事する前の1000W水銀灯では最大910KWでした。(プロ野球ナイター開催時の実測
(´・ω・`)では、20年前の電気自動車環境を考えてみよう。
(´・ω・`)実は2000年の頃は日本は世界で一番、電気自動車が使われていた。
時は
工場や市場では大量に使われていた。
そう、バッテリーフォークリフトやターレーカーだ。
日本は台数で世界一の電気自動車大国だった。
(´・ω・`)当時の話をしよう。
次世代の電気自動車(EV)は良いぞ。
何と言ってもエコだエコ!!
将来は原発がジャンジャン建設されている。
原子力でお湯沸かせてガンガン!タービンを廻すんだ!!
原発燃料は
原発を24時間300日最大電力で発電して夜に余った電力でEVを充電するんだから効率が上がる。
知っているか?ガソリンを製造すると同じ量の軽油が出来るんだ、夏場はガソリン消費量が増えるからダブ付いた灯油は南半球に暖房用として格安(赤字)で売られる。
北半球の先進国が全て供給過剰になるからだ。
軽質油は時間が経つと劣化する…。
だが、タンクに貯めて数十日ぐらいなら問題はない。
だから輸出できる。
電気は貯める事が出来ない。
だから、電気を将来新開発の高効率蓄電で昼間に使う電気自動車の登場だ。
家に帰ったらガレージで電気自動車に端子を付けて夜の間に充電だ。
朝の出勤時には満充電。
安い深夜電力で家計も大助かり。
夜間の余った電力を昼間に使うんだ。
無論、昼間のピークに対応するための技術はある。
位置エネルギーを貯めて置ける通常の水力発電も昼間に放水すれば良い。
効率が悪いが、大きなダムを二つ作ってい上流のダムに夜の間ポンプでくみ上げて昼間のピーク時に対応できる。(揚水発電)
電気モーターで巨大なフライホイールを廻して回転エネルギーを貯めて後で発電機につなぐ実験もある。(できませんでした。)
未来の車は電気自動車だ!
(´・ω・`)以上、20年前のお話でした。
(´・ω・`)元々、電気自動車は原発が沢山か核融合炉が出来ないと無理なんだよ。
(´・ω・`)…。(効率が10倍のモーターが出てくるなら出来る。バッテリーは容量と受電設備の関係で無理。)振動モータはトルクが出ないので無理筋。
(´・ω・`)次に乗る車は決まったかね? 焼肉バンタム @arino_ryousi
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