目覚め

「おっ、おはよう」



「やっと起きたか、、、」



「心配して、、んっ、、、やっと起きたかクソガキ」




目を覚ますとなんかクソジジイとあの女がすごい形相でこっちを見ていた




はぁ、色々と説明しねぇといけないが、まぁ、それは今度だな




あのラインってやつが話した話に感化された訳ではない




ないのだが、まぁ、ちと考え方を変えるくらいなら大丈夫か




「一つだけ頼みがあんだ」




「んっ?薮から棒にどうした?」




「クソジジイ、いや、師匠。俺を強くしてくれ」




「それは構わんが、しかし」




「もう死ぬのは辞めた。どうせ死なねぇのは知ってるしな。だからこそ、もっと強くなる。俺の親を殺した魔物を全員完膚なきまでに叩きのめせるくらいに強くなりてぇ、だから、お願いします」



「本当にそれで良いのじゃな?」



「もちろんです」



「はぁ、、、ペルス、いや、副隊長、現時点を持って先ほどまでの特殊指示を解除、これより事態については青として、平常の体勢に移行する。追加指示、これより自分及び副隊長はこの少年に対する教育を最重要任務とする。なお、副隊長については通常体制とする。確認事項あるか?」




「っ、、、!確認事項1点!自分の少年に対する対応要領についても変更してよいか?」



「それでよし!」





「了解!!」




えっなになになに?




「あぁ、まぁ、わしら一応ちょっとした組織におっての、わしが隊長で、こいつが副隊長なんじゃよ。なもんで、一応組織としての体裁を保ったってわけじゃな」




「えぇ、まじかよ。すげぇなぁ」




「まぁ、師匠の件は引き受けるが、後悔はないかの?」




後悔かぁ、、、、




あるにはあるんだが、まぁ、、、




「強いてゆうなら、俺の弱さが1番の後悔かな」




「、、、そうか、ならわしからは何も言わぬ。ただ、ここからは本当に死にたくなるほど厳しい道になるがよいな?」





「もちろん」




「よし。まぁ、口調とかはそのままで良いし態度だってそのままで良いが、、、」




「ん?何かあるのか?」




「とりあえずお前さんは中のやつらの力を一つでも使いこなしみることじゃな。少なくともお前さんの中にいるやつらは確実にわしなんかよりも強い。まぁ、そこはうちの副隊長を使ってくれ」




「精一杯頑張りますね!あと、本当にごめんなさい、あの態度は私の本意ではありませんので、どうか嫌いにはならないでください」



「まぁ、俺は全然大丈夫、かなり美人さんだし」



「うぐっ、、、、」




むっちゃ鼻血出して倒れたがこれいける?


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何者でも無い俺が何かを成し得た者になるまで 煌皇 @radada1984

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