乱入

「ストップストップ!!やりすぎなんだよ!」



俺が物思いに耽っていた最中、また新しい男が出てきた。



俺の中人多くね?




「ライン、そっちは終わったの?」



「まぁ、なんとかな、、、で、何この状況?」



「そこのクソチビメンヘラの性根を叩き直そうと思ってね」




「僕も婚期流し名人の年増ババアの介錯をしようかなって」




「お前らなぁ、、、すまねぇ、主様、いきなりすぎてびっくりしたよな?」




「まぁ、俺も俺で考え事してたし、大丈夫」




「そうか、よかった。説明しとくとここは主様の精神空間ってところだな。一応俺ら4人普段はここにいるんだが、久しぶりに夢に落ちて来てくれたから、ここぞとばかりに話したかったみてぇなんだよ、本当にすまねぇ」




「へぇ、、、ここっていつでも来れるのか?」




「んー、願えば来れるが確率は低いな。今日みたいに現実世界でひたすらにダメージを受ければ、案外すぐだが、そのダメージってのが難点で、、、」



「俺って死ねねぇんだよな?」



「、、、あぁ、残念ながらな。俺らもなんとか主様の願いを叶えられるように寝てる間にも身体を操ったりはしてたんだが、どうも上手くいかねぇんだよ」



「そうか、、、このことはあのクソジジイとかは?」



「さっき伝えたさ。」



「そか、、、とりあえず俺戻るよ」



「良いのか?」



「まぁ、死ねないなら残念だけど、その分死ぬような経験ができるんだよな?」




「まぁ、たしかに」



「なら、もうちょっと頑張るよ。一度俺の村に戻って母さんにも伝えてくる」



「、、、わかった。じゃあ、またな」



「ちょっとライン?良いとこどりしないでくれるかしら?」



「うっせぇ!てめぇらはサークの所で反省だ!」



「えっ、、、嘘でしょ?」



「僕、ちょっと厳しいかなぁ」



「私は!一向に、、、いや、厳しいな」



「最後にあんたらがここにいる理由教えてくれないか?」




「わかったよ、まぁ、さよならムードだったが仕方ないな、一旦座ってくれ」



このラインって男の話に俺は耳を傾けた


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