MayTree ～ 14cm球体関節人形 （ドール）

届いた瞬間焦った

ふと、BJDをアマゾンで検索していると、MAYTREE というシリーズの１４ｃｍＢＪＤなるものがヒット。３頭身で、非常に愛らしかったので、お値段がお手頃だったということもあり、注文してみることにしました（尻尾があり、自立できるとのことだったので）。開封・組み立て（衣装を着せるだけですが）し、机の上に鎮座されております。非常に可愛いです。メーカーさんグッジョブ。謝々。

お迎えしたのは「ドラゴン」。

１０本の角を備えています。額に二本、頭の上に８本ですね（内４本ずつは左右に振り分けられていて、根っこから徐々に生えていくイメージです）。

ところが服を着せようとしていて大事故が発生。背中側で結ぶ紐が見事にちぎれました。orz

幸い、この子の尻尾はボディ（お尻あたり）への設置面積が大きく、服がうまく挟まってくれるので、すっぽんぽんにならずにすんでいます。＾＾；

造形も見事で、お顔のメイクもばっちりです。ミスプリント等は見受けられませんでした。腕先・手先・足先のペイント濃淡も見事だし、特に尻尾の造りが尋常でないほど細かくて美麗です。一番気に入ったのは、やはり目ですね。アクリルだとは思いますが、若干、追視してきます（ドール界隈の用語で、見る角度によってこちらを見ているようにみえる現象です）。その目の描き込みも素晴らしく繊細。そこらへんに転がっているグラスアイが涙するほどの美しさだと僕は思います。

以前、とはいっても１４，５年前だと思いますが、某ドールメーカーさんのドラゴンのBJDを見かけたことがあるんです。で、この子に決めた理由は、この子の角がそのドラゴンBJDの角部分に似ていた、ということもあります。

不思議なのは、この子が出来ている物質です。格安BJDにしては、ゴムのようなしなやかに反発する触感があるんです。破損防止のためかもしれません。現に、角をはめ込むときに苦労しました（あとでボンドなり何なりで完全接着してしまう予定ですが、うまくいくかな？）。

ちなみに。

中国本土ではどうやらブラインドボックス的な売られ方をしているようです（間違っていたら御免なさい）。どれが当たるかわからないんですね。実際パッケージにも、シルエットで「九尾」が当たるという表現がありますし。あと、届いたときはびっくりしました。「MAYTREE」というロゴがでっかく書いてあって、その子を注文したはずはないと思っていたのですが、ブランド名だったと後で知りました。開封すると、半分密閉された、中身を隠す用の色の袋が入っていまして、それをさらに開けると本体を治めたパッケージとご対面、という感じです。ボックスにはちゃんと「商品名」として、注文したドールの名前が書かれているので、ご安心ください。あと、ドール慣れしていない方は、お洋服を着せるのに苦労されるかもしれませんが、諦めないでください。

今回のレビュー、お楽しみいただけたでしょうか。

皆様も是非、お持ちのドールさんや、お迎えしたい子がいらっしゃったら、コメントにて是非教えてくださいね。