18世紀(3)フランス革命時代「君主として、個人として」
この項目では、これまでの歴史家たちの決まり文句を繰り返したガブリエル・マブリ神父(1765年)と、エノー総督のシャルル七世評に反対したガイヤール学士(1774年)の名を挙げておこう。
革命に至る数年間の世論の流れを知りたいなら、ルイ=セバスチャン・メルシエ著『フランス王の肖像(Portraits des Rois de France)』と、ピエール=シャルル・レヴェスク著『フランス・ヴァロワ王朝の最初の5人(La France sous les cinq premiers Valois)』を参照するといい。
マブリ神父が独創性を欠くのに対し、ガイヤール学士は独立した判断力を持ち、誤りがないとは言えないものの、事実の入念な調査に基づいた評価をしている。
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シャルル七世は「不幸な時代には寓話的で、繁栄の時代には立派だった君主」という珍しい例を歴史に残した。
ヘンリー四世のように、シャルル七世には征服すべき王国があった。ヘンリー四世と同様に、民衆を愛し、慈悲深さを大切にし、愛と快楽(plaisir)にこだわったことで非難されている。
シャルル七世は、歴代国王の中でも際立っている。
なぜなら、勇気を持ち、戦争のやり方を知り、近隣諸国よりも優れた戦略を準備し、君主の真の栄光と義務とは「他国を恐怖に陥れることではなく、国民の幸福のために働くことだ」と考えたからである……。
シャルル七世は、強固な基盤のもとで、王の権威を諸侯の権力よりも上位に置くことによって、聖王ルイが始めた偉大な仕事を完成させた。
民衆を「場当たり的な犠牲」から解放し、戦士たちには「市民を尊重して、敵にのみ恐怖を与えるように」と義務付けた。
常時存在する軍事力(=常備軍)を背景に、王の支配力を近隣諸国にとってさらに手強いものにした。
最終的に、シャルル七世は、歴代国王たちが享受していた王の権威をはるか高みに引き上げた。現在の立憲君主制の作者とみなすことができる。
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18世紀を締めくくるのは、ルイ=ピエール・アンクティルの『フランス史(Histoire de France)』だ。
実際に出版されたのは1805年、19世紀初頭ですでに80歳を過ぎていた。
長い間、唯一の読み物であり、19世紀末に至るまで何度も重版されて読み継がれている。
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シャルル七世を厳しく裁こう。
仮に、この王が大きな役割を果たさなかったにせよ、彼の統治下で起きた偉大な出来事が、彼のことを赦すだろう。
デュノワやラ・イルなど同時代の戦士たちが、王の大義のために栄光を謳歌しているのを数年間も放ったらかしにしていたことを非難しよう。
その頃、王自身は戦争の危険から遠ざかって休息(repos)し、享楽(plaisirs)に身を投じていた。また、臣下たちに惜しみなく王の身をゆだね、王に寵愛されたいと熱望する臣下たちの間で陰謀を引き起こし、そのために、王の武功を遅らせ、民衆の不幸を長引かせた。
しかし、若き日の過ちを壮年期に償ったことを称えよう。
その後も、シャルル七世は有能な大臣と寵臣に囲まれていたが、当時の作家の証言によれば、王は王政の細部にまで気を配った。
シャルル七世は歴史上、フランスの勝利者(Le Victorieux)または回復者(Le Restaurateur)という称号を得ている。
彼はフランスが侵略されているのを見て、それを再征服した。
民衆が軍隊の餌食となっているのを見て、規律によって武装兵を抑制した。
治安が悪化しているのを見て、法廷に秩序をもたらした。
宗教界が「聖職者の乱用(教会分裂)」に苦しんでいるのを見て、荘厳な評議会をひらいて道徳を正し、
最後に、シャルル七世の王政の栄光を決定づけたのは「税制」にある。
税制とは、善政かどうかを測る試金石だ。
シャルル七世は治世の当初、地方総督の助けなしに国を確立したが、評議会の助言、民衆の負担、軍事指導者たちの協力がなかったわけではない。
だから王は、矛盾することなく彼らの要望を取り入れた。
人々は、必要な課税について理解し、公平な運用を確信していた。
シャルル七世は礼儀正しく、愛想がよく、歓迎され、堂々とした代表だった。
彼は壮麗さ(magnificence)を愛し、休息(repos)と快楽(plaisir)をこよなく愛した。
私たちは、シャルル七世が偉大な王だったことに感謝すべきだ。
彼はおそらく、幸福なただの人(私人)でありたいと望んでいただろうから。
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アンクティルはシャルル七世に好意的な判断を示したが、残念ながら、世論にはほとんど影響を与えなかった。
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