2024年度 小説短編集

7.「近い」

「ねぇ、ここはどう答えるん？？」

「え、ッ、//」

「どうしたん？？？」

隣に座って、眼鏡をかけて近寄ってくる幼馴染

今日は幼馴染と一緒に勉強をしている。幼馴染が勉強教えてと上目遣いで言ってきたから。

幼馴染の上目遣いには弱い。

だけどたまに来るオトコがかっこいい。

顔は整ってるし、何より眼鏡をかけてるときのビジュアルがすごく合っててかっこいい。

彼氏というわけでもないけどキュンキュンしてる私。

「熱ある？大丈夫？？」

「大丈夫、、ッ、//」

「もしかして、照れてる？？笑笑」

「照れてないしっ、//」

「照れてる～！！！！」

「照れてないって！もー、離れて、よっ、//」

耳元に寄って小声で喋った

「好きだよ。」

耳に息を吹きかけてきた。

「...えっ、ひゃぁっ、//」

「返事は？？？俺のこと好き？？」

「好きッ、、//」

「俺も、」

「だーいすーきっ。」

「よろしくね、ッ、私の彼氏くんっ。」

「ねー、心臓に悪いから！！」

私の彼氏は近くで甘えるのが大好きみたいです。

近すぎて心臓に悪いけど...。笑

「近い」fin.