最終話

常に潰した目の方に周り有利を取り続けるが奴から血は止まっており出血死は狙えなくなった


獣はこちらを怒る様に見出しその鋭い爪でこちらを引き裂こうとするがまだここでは死ねない為回避をし続ける


流石に片目を潰していることから奴もこちらに対して攻撃が正確ではなくなったものの脅威はいまだにあり続け、その脅威は今も振り翳されている


奴は俺が近くにやる事を警戒している為攻撃を仕掛けたら回避する様になった…クソが最悪だ


この前だとこっちの体力が先になくなってしまう


リーチ差で押し潰されそうになるがそれでも負け路と奴に近づく


奴は俺が近づくと更に凶暴化し始め、攻撃の頻度が高くなる


奴が振りかざす攻撃は全て即死してしまうだろう一撃だ…それを回避しつつ奴に近づくのは困難であったが片腕を犠牲にしたら奴との距離がゼロになると感じるが片腕だけでは仕留めきれない…


どうしたらいいものか…一か八かで行くしかないか


オペレーターに中の状況を確認すると後少しらしいがあちらは死亡者が出ており、討伐した後もこちらに来れる人は少ないそうだ…


ならば決死の覚悟で奴の目を貫き奥まで体を差し込んで内部に入り込んでやる…体格状それは出来ないが内部の…特に目の奥には脳が絶対にあるはずだそこを狙うしか勝ち目がない


奴の動きが急に止まり出し、全身が今すぐ奴に近付いて殺せと叫んでいるのを感じる


奴に近づき攻撃を仕掛ける前に奴は爆音の遠吠えをし、近くに居た俺は吹き飛ばされてしまった…体制を立て直そうとするが奴の血が大量に出て居た所に落ちてしまい滑ってしまった


それが隙になり奴の爪が目の前にもう来て居た…


それと同時に意識が裂かれるのを感じた



視界はまだ掠れて見えるが多分もう長くはないだろうと感じる…唯一この状況を打開できる手段はアレしかないがそれこそ奴を殺してから俺はもう戻れなくなる


それ以前にもうここには居られない…行くなら旧北海道か


俺は口を開けて奴の血飲み始める…体に奴の血が廻り始めるの感じる


段々と肉体が…筋肉や血管、そして骨が肥大化していくのを感じれる  




ライオンは殺した獲物を無視して一度その場を離れようとした…殺したはずの獲物の位置からとんでもない気配を感じとり後ろを振り向くとそこにはどんどんと肥大化しているかつての獲物がいた


ライオンはこれは不味いと思い獲物に攻撃を振りかざすと攻撃はすんなり通ったが全く効いているとは思えない状況だった  


かつて獲物だった者が完全に俺を殺す怪物に変化したと感じ取ったライオンはすぐさまその場を逃げる様に走り込んだがそうはさせないと怪物が手を伸ばして掴み取る


そうしてライオンは抵抗をするが体が捻れていくのを感じてライオンは物言わぬ置物になった



怪物は旧北海道方面へと走り出した




彼らは見てしまった…アレは獣ではなく別の種族だと思ってしまうぐらいの獣がライオン型の獣を捻り簡単に殺した現場を、そしてその場に散らばった衣服と剣の残骸を


そうして彼らは思った…あの怪物が1人の獣狩りと獣を殺したのだと



「俺達が見たのは2本の手を持ちその肉体はとても獣とは思えない物だった…まるで爬虫類の様な皮膚でそれこそトカゲ人間っていったら良いのかそんな様な見た目の奴がアイツとライオン型の獣を殺したんだと思う」


彼の担当だった南乃花さんは初めてオペレーターをしその人が死んだことにより少しの間だけ体調不良を起こし本部長はその現場を見て何かを探して居た


そうした日々が終わりを迎えて新たな獣狩りになるために試験にやってくる人間が現れ始めた






その怪物は森の中におり、獣を喰らっている…その場には大量の骨があり、血があった


怪物は空に吠えてその場を立ち去っていく


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