少しずつ少しずつ
晶の華
少しずつ少しずつ
少しずつ少しずつ増えていくもの。それは、私を囲って、「あたしたちをしまいなさい。さもなくばー。」と脅してくる。
少しずつ少しずつ時間が経つにつれて、増えていく予定。それは、私に疲労とストレスを与える。
少しずつ少しずつ広がっていくニンゲンの輪。それは、「完璧でいなさい。完璧なあなたこそが価値がある。」のだと言う。
少しずつ少しずつ増えていくナニカは、私に影響を及ぼす。
少しずつ少しずつ増えていくもの。それは、積み重ねてきた自分の結果であり、喜びに満ち溢れているものである。
少しずつ少しずつ増えていく予定。それは、カレンダーを真っ黒に埋め、休む隙を与えない。おかげで毎週末、笑っていられる。
少しずつ少しずつ広がっていく人間の輪。それは、私も中に入れてくれて、心を温めてくれる必要不可欠の輪である。いつも入れられると時には疲れるけど、羨むときも、ある。
少しずつ少しずつ増えていくもの。それは、私を変えてくれる。
――あとがき――
ここまで読んでいただきありがとうございます。
少しでもいいなと思ったらフォローと★でのご評価お願いします。
少しずつ少しずつ 晶の華 @yakan20
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます